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官能リレー小説 - 複数プレイ

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 確かに、たくさん使ったであろうあきら先輩のモノより、ウブな僕のモノがきれい、といえばそうなのかも知れない。複雑だ。

 「じゃー、この綺麗なの、SNSに上げよう」
 「え、あ、ちょっと…」
 ここでSNSに上げるとなると実名原則のところになってしまう。高校や大学時代とか、いろいろのそれなりの友達にこれが見られてしまうことになる。
 ゆきさんは下から覗き込むような態勢で言った。
 「それじゃ、匿名掲示板にUPしてみる?」
「ま、マジにですか?…」
こんなに上手く撮れた画像をここだけにしておくのは勿体ないと思うゆきさんの気持ちは分からなくも無いけど…

「これってある意味“芸術”だと思うの…そもそも男なら誰でも付けているモノを公開しちゃいけない自体、ナンセンスじゃない?…」
そう聞かれても、男の僕としては返答に困ってしまいますが;…

まあ男と女を逆で考えればゆきさんの言いたいことは分かるけど、それでもやっぱり僕は芸術品と言われて展示されてる作品も、エロい目線で見ちゃうんですけど;…
「どうかしら?…そういちろうくん次第なんだけど…」
「あっ;…そう言われても僕…芸術のことなんて全く分からいですし…」
「あらぁ…難しく考えないでいいのよ…今の世の中、プロフィールに自分のサイズを書く人だっているんだから…」
サイズとそのモノずばりをアップするのとでは、余りにも違う気もするんですけど;…

 僕は、匿名掲示板にこの画像をUPしたことを想像した。
 恥ずかしい。しかし、恥ずかしいことで興奮してくる僕も間違いなくここにいる。きのうの晩にそういう会話をしたばかりだ。
 僕は、無言で自分のスマホを操作し、適切と思われる匿名掲示板の板を出した。少し前を見る限り、モノが写っていてもオナニーシーンは無かった。
 僕の鼓動は高鳴る。
と同時に、なんだか身体も熱く興奮してきてしまう…
「ふふ、そういうの好きでしょ?…」
ゆきさんは僕のそういうところをお見通しとばかりに微笑んでくる…
「あっ;…そんなことは…;」
僕は慌てて否定する…
だけどこの興奮は、目の前の裸のゆきさんに対して起きてるものじゃなく、こんな画像を誰かに見られたことを想像して起きていることなのは、自分が一番よく分かっていた;…

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