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ゆきさんがにこっと笑ったように見えた。
僕は一瞬“循環してるとはいえ、みんな入るお湯を汚していいのか?”と思った。でも、みんながみんなお互いの液を交わしているのだからいいのかなあ、とも思った。
現に、このあともみちよは特にお湯を替えたりはしなかった。
ゆきさんの視界の中で僕たちはつながっている。前より少しは慣れたとはいえ、開発されつつある「見られる」シチュエーション。興奮は否応なしに高まっていく。
みちよは、ゆっくりと動き始めた。
「そういちろうくん、出したくなったら、ちゃんと膣に出してね」
みちよがそう言うと、僕はみちよに負けじと動き始めた。
「あっ、そういちろうくん、いいよ・・・」
僕は、みちよの動きにあわせて動いていると、ゆきさんが羨ましそうに見ていた。
お湯の中で動く僕たち、時々繰り返すキス、ゆきさんの視線。興奮はどんどん高まっていく。
僕はさらに突き上げ続ける。
「そういちろうくん、そういちろうくぅん」
みちよの両手は僕の体を抱き寄せ、ますます密着する。
僕は小刻みに動く。
僕もみちよを抱き寄せ、僕達は改めてキスし合う。
ふと横を見ると、ゆきさんはシャワーを浴び終わってしゃがんで僕達を見ている。
お互いどちらからともなくより強く抱きしめ合い、結合している部分もより強く締まっていく。
そうして、僕はみちよの中に発射していった。
みちよは満足そうに「ありがとう!」って言ってくれた。
ゆきさんは、僕たちを微笑みながら見ていた。
僕はみちよと互いに体を洗って、浴室から出た。
ゆきさんはちょうど脱衣室から出るところだった。
「あしたはみちよと出かけるんだって?」
「はい」
「じゃあ、いそがしいね。あさって、また」