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官能リレー小説 - 複数プレイ

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  みちよは、舌を入れながら、僕のズボンのベルトをはずし、そして僕のモノを握った。
 いろいろ考えることを振り払って、僕のモノは、もう準備ができていた。

「あたしも…準備できてるよ…」

 みちよは、その長めのスカートを、まくりあげた。

 そしてみちよは、落ち葉に覆われた地面に、僕をひっぱるように、横になっていった。
 みちよに覆いかぶさるようになった僕は、口づけを続けながら、上着の下から手を入れて、胸に触れようとした。
「あぁん…そういちろうくぅん…もう、挿れちゃって、いいよ…」
 そう言うとともに、みちよは改めて僕のモノを掴んで、誘導しようとした。

 誘導されて、モノはその中に入った。
 僕は、今度こそは、自分で動くように試みた。
「みちよ、みちよ…」
 僕は、時々キスしながら、腕で体を支えて、腰を上下させた。
「あんっ、そういちろうくぅん…」

 何とか動いて、自らみちよの中に、みちよの望むものを渡したが、お互い時間もないし、それが終わってから直ちにお互いいるべき場所に戻ったので、それがよかったのかどうかは、よくわからない。

 午後、僕は島の代表電話を取った。
(職場の島:デスクが集まって一つの単位になっているところを「島」と呼ぶことがある)
 従業員は、原則として一人一台の社内PHSを持っているのだが、それを身に着けていなかったり、電源が入っていなかったりすると、代表電話がなることになっている。

「もしもし」

 相手がしゃべっていることは、外国語だった。かろうじて「…ニダ」という語尾が聞き取れたので、K国語と思われる。
 この島には、K国から来た人がいる。普段は、我が国の言葉が流暢だから、気にしなかったのだが…
 その人が、PHSを置いて、今、席をはずしていたのだった。
 僕は、対応できる可能性がある僕の知っている唯一のフレーズ、さっきみちよにならったフレーズを、片手でスマホから呼び出した。
「チョヌン イルボンサラ ミムニダ!」(注:「私は日本人です!」)
「…ア、アンニョン ハシムニカ…」(K国語の比較的丁寧なあいさつ。そういちろうはこの時点ではこのフレーズは知らない)

 そのK国人が戻ってきた。僕は電話を転送した。
 彼は、僕のさっきの叫んだ言葉を聞いていたようで「カムサハムニダ」と何回も言った(注:「ありがとう」)


「あの…K国語、できるんですか?」
「えっ…」

 3時休み、今まで一度も話したことがなかった派遣の事務のお姉さんが、僕の隣に来て、そう言った。

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