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その女性は、両手に泡をたっぷりつけた後、僕の腕に、体に、素手でその泡をつけていった。
そして…股間に…
「あぅ…あぅ…」
「気持ちいい?」
「はい…」
そうして、その指は僕の皮のかぶったモノを剥いて、その中にも泡をつけていった。
「もう、ガマン汁、出ているのかな?」
そういってその女性は笑った。
そう、もう、僕のモノは、そういう状態だ。
そのうち、その女性は自らの体に簡単に磨き、立ち上がった。
「立って。シャワー浴びよう」
僕は、モノを勃てたまま、立ち上がった。
「熱くない?」
その温度はちょうどよかった。
「大丈夫です」
僕の泡は丁寧に流され、そしてその女性も自ら泡を流した。
「どこでやる?」
その女性は僕にバスタオルを渡し、自らも拭きながら言った。
「どこで、とおっしゃいますと?」
「聞いたと思うけど、ここはどこでもできるの。お風呂でも、脱衣所でも、リビングでも、デスクの部屋でも、トイレでも…ベランダでやるのもちょっとスリルあるけど」
その女性はにやにや笑いながらそう言った。
「ええと…」
「普通にベッドにする?」
そう、セックスって、普通はベッドでするものと思っていた。
「ええ、はい。それで、お願いします」
「じゃあ行こう。もう拭けた?」
その女性は僕の返事を確認すると、僕の手を取ってベッドのある部屋に入った。
その部屋にも誰もいなかった。
強い西日が照りつける中、その女性はカーテンを閉める様子もなく、入り口に近い方のベッドの一段目のふとんをどけて、そこに入って、仰向けになった。
「どうぞ」
僕も、そこに歩み出そうとした。しかし、そのあとどうしたらいいんだろう…僕だっていろいろエロ動画とか見てきたが、あまり自分がやる立場になったらどうなるか、などは考えなかった。
そして、今日も、やる機会なんだ、と分かっていながら、それらしい予習もほとんどしてこなかった。
「どうしたの…? あ、童貞だって言ってたっけ?」
そうか…やっぱりそれは伝わってるんだな。
「は、はい…」
「じゃあ、わたしが上になってあげようか…ベッドだと頭ぶつけちゃうからカーペットで」
騎乗位というやつか…でも、それもいいけど、まずは、普通にいきたい。
「い、いえ、僕が、上に…なります…」
そして、僕は、その女性にかぶさった。そして、自分の唇をその人の唇に、つけた。
そのまま何回もつけた後「舌、入れていいよ」と言われ、その女性も、舌を入れてきた。
そのまま何回も何回も、舌を絡めた。
それで…ええと、次は…
「おっぱい触りたい?」
その人の胸は、巨乳と言うほどではなかったが、僕の手では持ちきれないくらいには、あった。
「あぁん…あぁん…」
その人はそんな声を出した。僕は、胸を揉みながら、さらにキスも続けた。