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ゆきさんの頬が少し上がったのは街灯の明かりでも分かった。
「そんな堂々たる言葉、どこで覚えたの?」
…ええと、ゲームとか、ネット上の小説とか、だと思う。大学時代のそういう経験もちょっとは役に立つものだ。
それを口に出して答えることは、多分求められていなかったと思う。
「見て…」
ゆきさんは、胸の前で組んだ腕をゆっくり開いていき、白い乳房を露わにした。
さっき、一緒にシャワーを浴びてかなりはっきり見ていたのだが、こうしてみるとまた改めて胸が高鳴ってくる。
「素敵だよ、ゆきさん・・凄く綺麗だ。」
「綺麗?・・それはそういちろうくんのでしょ?みちよさんも言ってたじゃない。」
ゆきさんの視線に気づき、僕は再び赤くなった。
僕のそれはいつの間にかに、芯を通していた。
「恥ずかしいの?」
ゆきさんは僕の耳元で小さく聞いてきた。
「う、うん・・・」
僕はおずおずとそこを隠しながら、答えた。
「隠しちゃダメよ。隠すと恥ずかしくはならないよ。ちゃんと見せてくれなきゃ。」
ゆきさんは、さっきの僕の言葉をほぼそのまま返したように言った。
「はい…」
僕は、ゆっくりと、上に向かって、皮が剥けて先端が露出したそこを、ゆきさんの前に露わにしていった。
「みちよさんも言ったけど、やっぱり綺麗」
ゆきさんはしばらくそれを眺めた。僕の全身はますます赤くなっていった。
そうして、ゆきさんは、その先端を、ペロッと、舐めた。
体に電撃が走った。また少し、汁が出たような気がした。
これからどうしたらいいんだろう…この人は、さやかさんのようにサービスする人でもなく、みちよほど、積極的に精子がほしい人でもないようだった。
しばらく考えて、僕は思い切って言った。
「ゆきさんのも…よく、見せて、ください」
ゆきさんはしばらく黙ったのち、言った。
「…いいよ。どうしてほしい?」
こう言われると、また、困る。
僕は、これまで見た動画などを全速で頭の中で回転させていた。
よし…これなら、ゆきさんのそこが間近で、ゆきさんにも僕のモノを間近にしてもらえる。
「シックスナイン…とか、だめですか?」
一瞬、沈黙がはしった。
「そういちろう君、そんな言葉も、知ってるんだね。いいよ…そっち向けに仰向けになって」
僕がそうすると、ゆきさんのそこは目の前に迫ってきた。
暗くて、色とかまではよくわからない。でも、密林の中の、濡れたその奥…
「こんな風に、見られるの、久しぶりだよ…恥ずかしい…」
ゆきさんはそう言った。その場所は、ますます湿って、少ない光を反射していた。
そしてゆきさんは、僕の塔を口に含み始めた。
僕も、密林の奥へと、舌を伸ばし始めた。