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学級委員長はストリッパー?
官能リレー小説 - 職業

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学級委員長はストリッパー? 1

過疎化が進む温泉街で繰り広げられる、少女たちの可憐?にて波乱!なる週末のドラマ
美人学級委員長としてその名前を校内に轟かせた磯壺千夏。
ある日、実は母親の浮気相手の子供だと知らされ、父親から経済的な援助を絶たれてしまう。
千夏は友人であり、宿敵でもある不良(っぽい少女)沢野久子にアルバイトを紹介してもらうのだったが、温泉街のストリップ劇場に出演することに。
 そこで性的な刺激に目覚めていく中で、千夏は元の優等生に戻ることができるのだろうか…
※屋外外出の内容が多いですが、外出を推奨するものではないです。小説ですので空想の中ですよ。

千夏が久子のたまり場にしている山林公園についたのは水曜日の正午頃であった。
諸事情で学校を敬遠するようになった久子は、趣味の自転車で、遠出をしていることが多い。
千夏が久子の居場所を知っているのは、学級委員長である千夏に逐次実況中継がメールで届くからだった。
無論、千夏はこのことを学校には伝えていない。もともと久子が学校に来なくなったのは学校の責任であるし、連絡をとっているという事実が分かれば久子の登校拒否問題を学校側から押し付けられることが分かっているからであった。
快い日差しを通り越して暑ぐるしい昼の日差しであった。
初夏の風は、袖の広いセーラー服の中を通り抜けて蒸れたからだを通り過ぎる。
千夏は自分が女であることと、ずる休みをしたのに、馬鹿正直にセーラー服を着こんでいる自分に感謝した。
スカートの間を通り抜ける風の股の間の感触の心地よさなど、一般男児には一生味わうことができない快感だろう。
一部の変態男児は除いて…
「お前が学校さぼってくるなんて初めてだよな。やっと優等生生活が時間の無駄遣いだってわかってきたか。」
久子は見晴らしのよい東屋で本を読みながら休憩をしていた。本の内容は「よくわかる国語の指導方法」だった。
「時間の無駄って、学校をなんだと思っているのよ。現在の日本はまだガクレキシャカイなのよ。ガッコウセイカツタイドはナイシンショに響くのよ。今日は39度の熱が出たって言って取り繕ってきたのよ。あなたもここで勉強しているのなら学校でしなさいよ。」
「学校なんて無意味だよ。現在の学校教育体制は何を目的に作られたかしってるか?軍隊と大量生産のための単純作業ができるような人間を作り上げるための養成機関さ。私は自分の時間を大事にしたいだけだよ。現に学校では、お金の儲け方を教えてくれるわけじゃないし、生き方や哲学を教えてくれるわけじゃない。」

久子の言葉に千夏は少しうつむいて答えた。
「うん。そこは久子が正しいと思う。私、どうしていいかわからないの。久子私ね。親も今の生活も全部が嘘だって分かったの。」
千夏の足元に黒いしみができた。
久子は少し真剣になりながら
「話を聞こうか。」
とだけ答えた

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