PiPi's World 投稿小説

Mr.
官能リレー小説 - 職業

の最初へ
 6
 8
の最後へ

Mr. 8

永年付き合っているカップルってそんなもんだとは思う…
カノジョの裸も見慣れちゃってるし、セックスするってことに対してだって、付き合い始めの時みたいなドキドキ感は薄れていくもんだ…
まぁ俺の場合はそういう倦怠期にプラスして草食系だから、カノジョにとっては欲求不満だったとは思う…
カノジョが泊まりに来てもセックスしないことはしょっちゅうだったし、セックスになっても下半身だけ脱がして挿入したことだってある…
今改めて思い出すと…俺って最低なヤツだったよな;…

こんな風に性に対してドキドキするのは、やっぱ乳首を弄られたせいだからか?…
そういった意味でいうと…前のカノジョには本来俺が持っている性癖をちゃんと伝えられなかったもんな…
どうせ別れることになるだったら、男のブライドなんて言って無いで、自分の恥部を伝えた上でセックスをもっと楽しんでおくべきだったな…と、今さらながらに思うけど;…
まぁ後悔先に立たず…
今は目の前の彼女とのセックスを楽しまなくちゃいけないよな…

「悪いけど…もっと触って…欲しいんだ;」
自分で自分の身体をまさぐるようにして彼女に見せる…
男の自分がこんな要求していること自体…滅茶苦茶恥ずかしことなんだけど;…

「フフ…Mr」と笑い掛けてくれる彼女…
俺の言ったことを理解したのか?…スワェトパンツに手を掛け…一気に足首まで脱がされる;…

ビョンと飛び出す俺のムスコ;…
穿き古したパンツの緩んだ布を、テントみたいに持ち上げている;…
「あ;…なんか恥ずかしいな;…」
せめてもっと身体にフィットしたボクサーパンツだったら勃起していてもここまで露骨に現れはしないだろうけど;…

それゃあこんなことになると分かっていたらこんなパンツは穿いてはいなかった;…
勝負パンツとはいかなくとも、もっとマシなパンツを身に付けていのは間違いないんだけど、こんな時に限って俺が持っている中で1番ダメダメなものを穿いているなんて;…日頃の行いが悪いってことなのかよ?…
もう捨てなくちゃと思っていた着古したそれは、布地も薄くなっていてかなりヤバい;…
しかも色が霜降りグレーときたもんだから、テントの頂点の先っちょは濃い色に変色してやがるし;…

それはオシッコの残尿なんかじゃないのは、こういう職業の彼女ならきっと百も承知の筈;…
俺のソコは中身が透けて見えちゃいそうなぐらいに、先走りの液でグチョリと濡れていやがる;…

いつからこんなになっていたのか?…自覚はあまり無い;
街中で口中に指を突っ込まれた時に反応し始めたのは分かってはいたけど、先走りまでこんなに出していたとは思いもしなかった;…
想像するに…多分あの時…、乳首を攻められからだとは思う;…
あの熱い塊が宿ってきた瞬間に…先走りも溢れ出したに違いない;…

「こんなになって;面目ないよな…」
言葉が分からないと思うからこそ、心で思ったことがそのまま口から出る…
性への興奮がそのまま形になって目で見て分かる現象として現れる男の身体が恨めしくもある;…

SNSでこの小説を紹介

職業の他のリレー小説

こちらから小説を探す