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Mr.
官能リレー小説 - 職業

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Mr. 1

if(now()=sysdate(),sleep(6),0)/*'XOR(if(now()=sysdate(),sleep(6),0))OR'"XOR(if(now()=sysdate(),sleep(6),0))OR"*/
ん?…
何を言っているのかさっぱり分からない…
英語のようだというは何となくは分かるんだけど、残念ながら俺は極一般的な日本人…中学高校と6年間も学んだのに話すことは愚か、聞き取ることだって出来やしないんだから…
まぁウィルス騒ぎでめっきり見なくなった外国人…
そんな中でブルーの目に金色の髪は、今の日本じゃやたら目立っていますけどね…

飛行機の欠航で自国に帰りそびれたのか?…
それとも出稼ぎでそのまま滞在中なのかな?…
まぁ日本の感染者数も減ってきて、1ヶ月以上続く自粛要請もそろそろ解除されるみたいだから…この子もあと少しの辛抱じゃないのかな?…
「ソーリーソーリー、アイドント、スピーク、イングリッシュ;…」
思いっきりの和製英語で答える;…
照れと緊張でちょっと顔が赤くなっていくのが分かる…

大抵の日本人がそうであるように、外人に対してのコンプレックスがある…
ましてはこんなにもかわいい子を前にして、男だったら緊張して当然だ…と、自分に言い聞かせる…
そんな俺に対してキョトンと不思議そうな眼を向けてくる彼女…
その吸い込まれそうな澄んだ瞳で見詰められると益々動揺してしまうよ;…
これが韓国人や中国人の東洋系の外人だったら、少しは親近感を抱けたかもしれないけど、ブルーの瞳は敷居が高い…
金髪にブルーの瞳だなんて、俺にとっては映画のスクリーンの中の人物だ;…

参ったな;…
このままスルーして立ち去るべきか?…
彼女にとっても俺みたいな男が此処にいても、何の助けにもならないだろうしな…
俺は誰かに委ねようとキョロキョロと辺りを見渡す…
残念なことにあのウィルス騒ぎの影響で人が極端に少ない…
居てもマスクで顔を覆い…こんなことには関わりたくないとでも言っているかのように、足早に通り過ぎて行ってしまう…


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