海で・・ 82
「(もう、いいか…)」
一馬は観念して、真帆の乳房の柔らかさを堪能する。
「ふぅ…」
一馬の顔に跨っていた美貴がゆっくりと動く。
一馬も少し安心したような顔をする。
「一馬くん…ここ、指でして…」
愛液で濡れた陰部を一馬に見せつけた。
美貴の割れ目はすでにびしょ濡れで、愛液がキラキラと輝いて見えた。
一馬はゆっくりと指を近づけ、割れ目の中に入れる。
「ああ〜ん」
美貴が甘い声をあげる。
指を出し入れすると、ジュブジュブと音がする。
溢れ出るそれを顔中受けながら、一馬はその形状をまじまじと眺めた。
それは客観的に見ると"グロテスク"としか言えない形だが、どんして自分はこんなにもこの箇所に引かれるのだろう?と不思議にすら思えた。
それでもそれは自分の性器にも言えることで、それを愛おしそうにパイズリしてくれている真帆を思うと、それは男と女の性なのだと、妙に納得もした。
真帆が自分の分身を挟み込む力が強くなる。
射精してしまいそうになって焦る気持ちは、美貴の割れ目を弄る指のスピードを速めていく。
「あああ!一馬くん、すごくいいよ!」
自分の真上で美貴が快感に仰け反る。
快感に身悶えする美貴の身体はびくんびくんと震えている。
「ああ、ああ〜ん」
甘い声がだんだん大きくなっている気がする。
「(や、ヤバい…)」
一馬のほうも、真帆のパイズリに我慢の限界だった。
「ああ〜、いい!いい!イっちゃいそう…」
美貴の声は悲鳴に近い。