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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 157


ゆっくりと、いつにも増して慎重に、腰を沈めていく。
「ああ、あぁああ…」
茜も瞳を閉じて、じっと僕の分身を受け入れる。
彼女の負担にならないように、慎重に…
…こんなに長く時間をかける挿入は初めてだった。
体勢を維持するのも若干辛い。

固く、狭い空間を分身が突き入っていく。
やっと入った感触がしたとき、先がつかえる感じがした。
…処女特有の、肉壁に達したのだ。

苦痛に満ちた表情に一瞬怯むが、自身はもう引き返すことなど出来なかった。
「ごめん…」
謝る僕の状態を理解したのか、茜は黙って小さく頷いた…
「ごめん…」
もう一度僕は謝ると…いきり勃った自身を奥に向け、打ち込んだ…


心の底から、茜には申し訳なく、謝りたい気持ちでいっぱいだった。
それでも、なんとかして、やり遂げたい…僕は祈るような思いだった。

「あっ、あ…っうぁあああああああああっ!!!!!!」
茜が悲鳴のような大声で喘ぐ。
ついに壁を破ったのだ。
「は…あ、あっ…ぁあああ」
茜は切ない顔をしながら僕を見つめる。

愛おしいかった…
これが苦痛であるならば、少しでも早くに終わらせてあげたかった。
僕は射精を向かえるべく、更なる浸入を試みる。

?…
それは突然だった…
僕自身を締め付けていた肉襞が、ゆっくりと律動を始めたのだ。

え?…
それはその中に、何か別の軟体動物でもいるかのように、僕の感じるスポットを適格に刺激してきたのだ。

「ん、ふっ」
茜の表情もだんだんと和らいできた。
「茜?」
「すごいね。一馬くんのが私の中に入ってきてる…」
「痛くないか?」
「最初はすごく痛かった…でももう大丈夫。今は、すごく…いいと思う」

茜が僕の背中に手を回した。
「一馬くん…一馬…大好き…」

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