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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 123

「何、貧乏臭いこと言ってるのよ?
 一馬くんの為なら、服の1着や2着駄目にしたって構わないわよ〜」

そう、ミキさんは金持ちなのだ。

Tシャツに宛てがわれたハサミは、チャキチャキと音をたて、僕の乳首を露出させていた。

「うわぁ〜なんだかエッチィ〜♪」
真帆の囃し立てるような甲高い声は、僕の羞恥を増々高めていく。


ミキさんは慎重にハサミを進めていく。
「み、ミキさん…」
「大丈夫よ。一馬くんには傷ひとつつけないから」
ミキさんは優しい笑顔で、それでいて強気な口調で言う。

「こっちも行くよ」
Tシャツの後は、ズボンに向かってハサミの刃が伸びる。

「うわぇぁぁあああ・・・!」
ズボンの上から差し込まれた刃が、男にとって大切な昂りに触れ、僕は奇声にも近い雄叫びを上げていた。

「やだぁ〜そんな声上げないでよ〜、真帆ちゃん、在り処がちゃんと分かるようにクッキリとさせて!」
「はぁ〜い♪」
そう言われた真帆は、僕の股間を擦るように指で撫でると、根元から亀頭先端までを、何度も行来させてきた。


ミキさんは先程よりもさらに慎重にハサミを進める。
真帆はミキさんが持つハサミを誘導するようにズボンの上に指を這わせる。
「ここは、大丈夫…」
何が大丈夫なのか?そう突っ込む余裕なんて僕にはない。
今はただ、ミキさんと真帆の共同戦線?による僕の(股間の)無事を祈るのみだった。

そしてしばらくして…

ジャキン
「救出成功!」
「わぁ〜!!」
やりきったと言わんばかりに汗を拭うミキさんと、無邪気に拍手する真帆。
…いや、こっちは大変だったんですけど。
まあ、感謝しないといけないか。

「…それにしても、元気ねぇ」
「…ずっと手で触ってたから、興奮しっぱなしだったのかも」
ミキさんと真帆は、反り立つ僕のモノを凝視する。

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