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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 1053

後始末をし終え、僕とみゆきさんは裸のままベッドの上に寝そべる…
互いに帰る時間を気にしなくていいっていうのはいいよね…

「久しぶりだったからかなぁ…凄く感じちゃった…」
擦り寄って来るみゆきさんの首に手を滑り入れて、腕枕をして上げる。

なんかこうしてるとラブホでやり終わった後のような気がするな…いや、そんな経験あったかどうか…

「久しぶりだったわ」
「ええ」
「…すごくよかった」

みゆきさんに抱きつかれている中、少し考えてしまったことがある。
素直に聞いてみることにした。

「みゆきさんは、藤堂先生とは……その、したの?」
「ああ……そのことね…」

遠くへ行ってしまったみゆきさんの好きな人って…もしかしたら藤堂先生のことなんだろうか?…

「いえ、藤堂先生が女の先生たちにそういうことをされていたのは知っていたんで…」
そんな場面に遭遇してしまったこともあったしな…

「あれだけの身体を持ったイケメンですものね…女教師ばかりでなく、彼は皆の対象だったは…」

「教師だけではないと…?」
「彼の虜になったのは多分、何十人といるはず…もちろん生徒も、そのお母さんだって…」
「そんなに…!?」
「凄かったよ…お姉ちゃんは無理やりヤられたって話になっているけど、それは違うんじゃないかなって」

「そ、そうなんですかぁ?…」
みゆきさんの言葉に驚いてしまう…
それじゃあ、あかりさんと藤堂先生は口裏を合わせて同じようなことを言っていたってことなのかぁ?…

「だって可笑しいと思わない?…うんざりする程セックス三昧の日々を藤堂先生は送っていたのよ」

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