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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 106

「ええっ!?」
由佳里さんは驚いた顔をする。
その顔は、驚きから困惑、また少し寂しい顔になってしまう。

「一馬くんが一人でしてるのは興味深いけど…それじゃあ余計に私の身体が疼いちゃうよ…」
由佳里さんは身体を左右に振り、身悶える。

「それに、一馬くんだけが恥ずかしい思いするなんて、可哀想でしょ…?」
そう言うと、由佳里さんも服を脱ぎ、下着姿になる。

「私も1人でするから、一馬くんは私を見てやって。
それなら、彼女さんたちを裏切ることにはならないでしょ?」

そう言うなり由佳里さんは、僕に見えるように膝を大きく開き、その中心に人差し指を添える。

ごくっ・・・
僕はそのパンティーの中身を想像するだけで、クラクラと目眩がした。

「ふふ・・1人Hで我慢できる?」
小悪魔のように上目使いで笑みを浮かべる由佳里さんは、逆の手で豊満な乳房を揉み始めた。


僕もそれを見ながら勃起した分身を扱き始める。
「なんか、不思議だよね」
由佳里さんが微笑みながら言う。

確かにそうだ。
お互いに自慰行為を見せつけ、それをオカズに自分を慰める…
普通に考えたら有り得ないだろう。

「私、もどかしいの…目の前にこんなに逞しいモノがあるのに、できないんだもの…身体は疼いて仕方ないの!したくて仕方ないの…あっ!あっ、あんっ!」
由佳里さんは豊満な乳房と、パンティの上から陰部を撫でながら、切ない声で言う。

「ぼ、僕も同じだよぉ!手を伸ばせばそこにオッパイがあるのに、それに触れてはいけないなんて、ありえねぇー!」
とは言いながらも、一馬はこの拘束されたような状況を、決して破ろうとはしなかった。

その意地らしさに由佳里は心打たれていた。
故に、一馬から触れてこない限り、自分から先には絶対に、一馬の身体に手を伸ばすことはできない、してはいけないと思っていた。

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