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夜の繁華街
官能リレー小説 - 年上

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夜の繁華街 3

女性用立ち便器は浴室側にある男女共用トイレのうち男性便器をボックスに区切った部屋であった。
やや狭い部屋だがここでは普段行えないたちしょんべんを女性が行えるということで、少し人気のスポットだと田所さんが言っていた。
 僕たちが来た時にはすでに使用中であった。
 見えないボックスの中からバシャバシャという音とアンモニア臭が微かに感じられる。
 中からすっきりとした顔で小学生ぐらいのポニーテールの女の子が姿を現した。
 彼女も誰もいないと思っていたらしく、僕の姿をみてあわてて、前を隠しながら姿を消してしまった。
 「そろそろここも混んできたわね。」
 少し焦ったように田所さんが言った。
「ここではやめておきましょうか。」
「あの、少し残念です。」
「そうだね、じゃあ、ちょっと変わったところいってみる?そこならわたしのおしっこするところ見せてあげる。」
「どこなんですか?」
「素人専用のストリップ劇場。エントリーしてあれば2時間後ぐらいには出場できるの。風俗というより小遣い稼ぎだけど、またヒロ君の嫉妬する顔がみたくなっちゃった。」
田所さんは、そういっていたずらな笑顔を作った
繁華街とはいえQ地区のあたりの商店街は大手のショッピングセンターの進出でかなりさびれたところだ。
さっきまでいた駅前の表参道とは違い、シャッターのしまった店が多い。
 しかし、こんな商店街でも意外に穴場となる隠れ家がある。
 それが、ゲストハウス 棗だった。
 数年前にとあるキャバクラでいじめられていた女子〇生がやけになってストリップを演じたのがきっかけとなった。
 


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