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海で知り合ったお姉さん
官能リレー小説 - 年上

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海で知り合ったお姉さん 2

「えっと、こんな感じで大丈夫ですか?」
「そうそう、良い感じよ。」
とりあえずは上手くいってるみたいだ。でもいつまでもこうしてはいられない。お姉さんの背中なんてただ塗るだけならあっという間に終わってしまう。ただ、名残惜しいのと止めるタイミングを測りかねてるんだ。
「え、えーと。どれくらいやれば良いものなんですかね?」
「そうね。ま、もう十分かな。」
お姉さんに終了を告げられる。まだまだ触っていたい気持ちはあるけど何処かホッとしてる自分がいる。
「今度は細かい箇所ね。デリケートなんだから」
「それって、水着と見えてる部分の境目」
「そうよ」
「いいんですか?」
「だって、慣れてきたでしょ?」
ホッとしたかと思うと、お姉さんは際どい場所も求めてくる。際どいということはおっぱいと割れ目に近い。終わるまで触っていたい気持ちを抑えたのに、そこまで委ねてくれる想いが読み取れない。
「ほら早く。それとも怖気付いた?」
「分かりました」
其処まで言われたら引けない。冷静に考えて御褒美タイムが延長されたのだから有り難く受け取ろう。
さっきの失敗を繰り返さない様に手で一旦オイルを受け止めてからお姉さんに塗り始めた。一先ず足首辺りから始める。流石に足裏は不要だろうと判断して其処から上へと進んでいった。徐々にお尻に近づいて行くにつれて興奮してきた。オマケにこの間御立派なお尻をガン見しているのだ。普通なら軽蔑レベルの行為だが塗っている場所が場所だけに見ない方が問題になる。
そしていよいよ水着との境い目に到達した瞬間。
「ひゃっ!」
「だ、大丈夫ですか?すみません!」
「良いから良いから続けて。まだ触れただけで塗れてないでしょう」
「分かりました、ちゃんと塗ります」
僕はお姉さんのお尻の谷間の手前や背骨の窪んだ部分に沿って指を這わせ、背中と首の後のブラ線とでも呼べそうなストラップに覆われている箇所も丁寧に塗った。
「お姉さん、なんだかクネクネしてましたね」
「気にしなくていいの。なんともないから。本当よ」
彼女はしばらく黙り込んでいた割に、僕が指摘すると急に喋りだしたかと思うと仰向けになった。
「背中はもういいの」
「どこですか?」
「おっぱいの辺り。さっき、お尻ジロジロ見てたでしょ?」
「最近の水着って、本当にQRコードあるんだなって」
「やっぱり縞ビキニって面白みがない?バンドゥビキニは小さい方が似合うし、フレアやフリンジも知らない間に汚れたり日焼け跡が変になりそうで嫌なの」
「色々あるんですね」
「これも紐ビキニだけど、結び目があっても解けないから安心して」
「寄せて上げる効果もあるんですか?」
「寝たら左右に流れちゃうって、幻滅しちゃうでしょ。だから、位置をキープしてるの。ここよ」
色々語り始めたかと思ったら、お姉さんは僕に谷間ができて見栄えする場所と分からせようと、僕の手を掴んで自分の胸に触れさせる。
「ちょっ?!」
「あんっ!」
「す、すみません。って何やってるんですか?!」
「兎に角しっかり塗って頂戴。ムラが有ると変な跡が出来ちゃうから」
僕は胸周辺も丁寧に塗った。ほんの数ミリで胸と呼べる部分ギリギリ迄塗った。本人の指示とは言え外で痴漢、セクハラ紛いのオイル塗りは天国だか地獄だかよく分からない時間だった。
「えーと、終わりました」
「まだ終わってないじゃないの」
「え?粗方塗ってますよ」
「この辺、ブラ周りが全然塗れてないじゃない」
「……は?まさか水着で隠れていない部分は全て塗れと?」
「当たり前よ。さっきも言ったけど塗りムラがあると焼け方にもムラが出来ちゃうの。胸の所に焼きムラがあったら目立つじゃない」
「いや、言ってる事は分かりますよ。焼け具合に差が有ると見た目が変になるのは」
「分かってるならやってよ」
「いや、そうなると流石にオッパイに触らざるを得ないですって!」
「君なら多少触れても良いわよ。変な焼け跡で笑われたくないもの。それとも私の胸なんか触りたくないって言うの?」
「そんな訳ないですけど洒落にならないですよ」
「絶対に怒らないからやって頂戴」

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