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トライアングル
官能リレー小説 - 年上

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トライアングル 4

「あっ、んっ、こんな、っ、おっきいのっ、初めてっ」
梓さんも余裕がなくなってきていた。
このままだと…

「梓さん、俺、もう」
「いいよっ、一緒に、一緒にぃ…イって、っ!!!」
梓さんは次の瞬間、俺の背中にギュッとしがみついてきた。
それと同時につながっていた先端は熱い塊を放出していった。

「ッ、っ、あぁ、中、熱い…」
梓さんは小刻みに身体を震わせながら、か細く囁き、俺に笑顔を見せた。
そしてもう一度キスをした。

そのあとは一緒にお湯に浸かって露天風呂を楽しんだ。
梓さんたちも俺たちと同じスノボ旅行中で、実は同じ県内に住んでることが分かった。
ただ、梓さんはかなりお嬢様系の女子大に通っていることもわかった。

「連絡先、交換しない?」
「いいですけど」
こんな山奥に来て、初めてよかったと思える瞬間だ。

梓さんとお互いに連絡先を交換する。
どうせならほかの2人もと思い、翌朝起きた後明日香さんと結衣さんとも2人きりになった時に連絡先を教えあった。

「あんまり暇はないだろうけど、遊べるときはね」
社会人の明日香さんはそう言って笑う。

「こんな私にありがと」
結衣さんはなんかすごく嬉しそうだった。


旅行から1週間ほどたったある日、バイト終わりにスマホをチェックすると明日香さんからメッセージが。

『一緒にご飯食べよ!今いる場所教えてくれたら車で行くから!』

今度は明日香さんからお誘いが来た。
思ったより早く、しかも向こうから…期待に心を高ぶらせながら返信して待ち合わせ場所の駅前まで急いだ。


「こっちだよ!」
見覚えある車の窓が開いて、明日香さんが手を振る。あの旅行は明日香さんの車だったんだな。

「誘ってくれてありがとうございます」
「私も仕事終わりでね、君のことを思い出したから」
明日香さんの格好は工場の作業着みたいな上着にデニム。
シートベルトがその豊乳をくっきり作り出して、エロい。

「明日香さんの仕事って何です?」
「家族で経営してる工場で、私は事務員なの」

車がゆっくりと動き出す。
明日香さんは運転しながら話を続ける。

「女子大生って憧れたんだけどねー」
「お家が厳しいとか?」
「兄さんがお父さんと喧嘩して家を出ちゃって。人手不足で困らないよう、進学をあきらめてうちの手伝いをしようって決めたの」

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