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天使なお嬢様
官能リレー小説 - 年上

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天使なお嬢様 11

年が明けて元日の午後、自宅で勉強中の一樹のスマホが鳴った。
『あけましておめでとう。直ちに電話してください』
萌からのメールだった。一樹はすぐさま萌に電話をした。

「萌さん、明けましておめでとうございます」
「明けましておめでとう。一樹くん」
2人はまず互いに新年の挨拶を交わす。
「この前も言ったけど、明日、一緒に初詣しましょうよ!」
「え、ええ…」

萌が言うには、初詣でもって一樹の高校受験の合格祈願をしようとのことだ。その後で萌の家に寄って行くようにとの誘いだ。萌の話では、萌の両親は年始回りの為に1月2日の朝から3日の夕方まで不在で、家には萌1人だけとのことだ。
それから後は一樹の受験が済むまでお互い会うのを控えようということになった。一樹はOKした。

翌1月2日、一樹は待ち合わせ場所の駅前に向かった。
「一樹くん、お待たせ」
駅の入口付近に立つ一樹の横から萌の声がした。一樹は声のした方を向く。
「萌さん!」
その時、一樹の目の前の萌は、白いセーターに白いハーフコート、やや短めの白いスカート、膝まである白いロングブーツと、白ずくめのスタイルだった。

「一樹くん、明けましておめでとう」
「明けましておめでとうございます。萌さん」
2人はまず挨拶を交わした。

「どうかな?この格好。…白一色で決めてみたんだけど」
「ええ!結構いいですね」
萌に見とれながら一樹は応えた。
「私、白と黄色は特別好きな色なんだ」
「そうなんですか!…そういえば、この前のプールの時…黄色い水着でしたね」
「うん!…あと、黄色いレオタードだって持ってるよ。今度見せてあげるから」

2人は駅から電車に乗り、お参りする神社へ向かった。
正月だけあって、晴れ着を着た女性の姿が随分目についた。
「萌さんは晴れ着を着ないんですか?」
一樹がそう言うと
「私、来年は成人式だから、その時に着るわ」
そう萌は応えた。萌はこの時、19歳で、大学1年生だった。

2人は神社の拝殿の前に立ち、賽銭を投げ入れ、両手を合わせて拝んだ。
「私、一樹くんが無事に高校に受かりますようにってお願いしたわ。…一樹くんは何をお願いしたの?」
「萌さんといつまでも一緒にいられるようにって…」
一樹は照れながら言った。

お参りを済ませた2人は軽い昼食を取った。
「ねえ一樹くん、これから私の家に来るでしょう?」
「はい!」
2人はかねて決めていたとおり、萌の家に向かった。一樹は初めて萌の家を訪問するのが楽しみだった。

「これが萌さんの家ですか?」
「そうよ。どうぞ中に入って」
萌の家に着いて、一樹は驚く。一樹の家より大きくて、ちょっとしたお屋敷といった感じだ。
2人は玄関に入ると、靴を脱いで中に上がった。その直後、萌は、一樹のセーターの裾とその内側のシャツを掴んでめくった。
「うん!ちゃんと付けてるわね」
萌は、自分が贈ったヘソピアスを一樹が付けているのを確認した。萌も、自身のセーターとシャツの裾をめくり、ヘソピアスを付けているのを一樹に示した。

萌は一樹を応接間に案内した。その部屋に入ると、2人は上着を脱いだ。2人共、一樹が買ったお揃いのペンダントを首に掛けていた。
「一樹くん、お風呂の用意するから…待っててね」
萌はそう言うと、部屋から出て行った。一樹はソファーに座って待っていたが、30分ほど経って萌が戻って来た。
「さあ、早く一緒に入ろうよ」
「え、ええ…」
萌は一樹の手を取り、浴室の前まで引っ張って行った。
「一樹くん、先に入ってて。私も後から入るから」

一樹は脱衣場で服や下着を脱いで裸になり、更にヘソピアスを外した。そして、扉を開いて浴室に入った。
浴室内は2人が一緒に入れるだけの広さが十分あった。一樹は浴槽に入って湯に浸かる。

扉が開き、湯に浸かる一樹の前に萌が姿を見せた。
「萌さん!…その格好…」
一樹は驚く。この時、萌は濃紺のスクール水着を着ていた。
「どうかな?…高校の時に着てたのを出したんだけど…」
「いいですね!なかなか可愛いですよ」
スク水姿の萌に、一樹は思わず見取れる。

「さあ、早く上がって。ピカピカに磨いてあげるから」
「は、はい」
湯から立ち上がる一樹。
「あらまあ…もうすっかり大きく膨らませて…」
一樹の男根はギンギンに勃起しており、亀頭が露わになっていた。それを萌は微笑みながら見つめる。
「そんな…恥ずかしいです」
一樹は恥じらい、自身の一物を手で覆い隠すが、萌はその手をどけた。
「フフ…今さら恥ずかしがることないでしょう。…早く上がって…」
「はい」
萌に言われ、一樹は浴槽から出た。そして、床の上で萌と向かい合った。このとき、萌は何らかのチューブを手にしていた。

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