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海街性春譜
官能リレー小説 - 年上

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海街性春譜 5

ズボンをさっと下ろしていくと、黒一色のボクサーパンツが現れ、その一部分がもっこりと持ち上がっている。

「うん…この感覚…やっぱり男の子って元気でいいわ…」
「あ、あっ、ちょっと…」
「今はお口と手でしか出来ないけど、いずれは、ね」

リエは汐海のモノをゆっくりパンツから露出させていく。

ビヨォ〜ンと表れる汐海くんのソレ…
浅黒い肌をしている割に、ソコだけは淡いピンクに輝いていた…

「ぅわぁ…キレイ…」
リエは思わずそんな言葉を口にしていた…

元カレのはもっとどす黒く、形だってもっとグロテスクだったからだ…

そにせいか元カレの事をちょっと思い出して、結構嫌な気分になる。
一言で言えば酷い奴だった。

リエは見た目の割に奥手で、元カレが初めてのカレシだった。
イケメンだったし、セックスは上手かった。
本当に身体の隅々まで開発された。
ただ、リエは都合のいいタダマン感覚で扱われてた部分がかなり大きく、合えば家でセックス、出かければ野外や車、ラブホでセックス。
セックス以外無いのかと言うぐらいのヤリチンだったのだ。

そんな元カレはリエだけじゃ足りなかったのか、他の女にも手を出して・・・
大揉めに揉めて別れた。
一応好きだから合えばセックスでも許せたし、別れた時はそれなりにショックだった。
揉めて冷めて今は嫌悪感で一杯だが、同時にあのセックスが忘れられないのも嫌になる。
なので、色んな意味でまだ立ち直ってない。

そんな私のことを心配し、励ましてくれたのはユキを始めとする友達たちだった…

皆はそんな元カレのことを聞き、彼との付き合いをやめるよう忠告してくれたというのに、あの時の私はそんな言葉には聞く耳を持たず、皆との付き合いを疎遠にしていたのにも関わらず、皆は落ち込む私に手を差し伸べてくれたのだ…

目の前で恥ずかしそうに俯く汐海はそんな元カレとは対極にある存在。
もちろん女には慣れてないだろうし全てにおいてピュアそのもの。

元カレにはひたすら犯されるようなセックスばかりだったけど、汐海には優しくこっちがリードするのがいい…リエの中で汐海に特別な感情が湧き始めた。

「汐海くんのとっても元気…すっごくおっきい…」
ゆっくりと手を添え、勢いを増すモノを扱く。

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