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海街性春譜
官能リレー小説 - 年上

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海街性春譜 3

「え、えっ!?あ、あの、皆さん、何してるんですか?」
よく見るとその顔は見覚えのある集団。
この前街中を一緒に歩いて案内した女子大生たちだった。

「あ、あのっ」
「大丈夫、まだ誰にもバレてないし」
「もちろんこれ、私物だから」
「田舎の学校は緩いね、もちろん悪いことするわけじゃないよ?」

同級生たちはすでに帰宅の途についており校内は人気がない。

「汐海くんは一人で残ってたの?」
「僕これでも、この学校の生徒会長なんです」

「早くも地元リーダーの片鱗?」
「やっぱりPTAから根回しもある訳?」
「結構票が割れてました。僕は部活動もやってなくて、週に二回ならいいかなって」
「生徒会室ってあるんでしょ?」
「職員室の近くです」
「それ、都合が悪い」
「せっかくライフハックの動画見た方法で、合鍵作ろうって思ってたのに」

結局彼女たちは職員室から離れた階の女子トイレで雑談することになった。
汐海も一緒に話すのだからと、強引に同行させられ、結果的に年上女性によって一度も立ち寄る機会のないはずの場所に踏み入る事となる。

「あの、今日はなんで…」
「まだ大学は始まんないからね、寮にいてもヒマっていうか」
「汐海くんのことが気になったの」
「君のこと、もっと知りたいなぁって」

5人の制服姿はそれぞれ個性があって皆魅力的だ。
リエはやっぱり豊乳が目立つし、カナとミサはスカート丈が短くパンティが見えてしまうのではと心配になる。

「ぼ、僕のこともっと知りたいだなんて…いったい何をです?」
目のやり場に困りながらも汐海は聞く…

「ふふ、昨日はこの土地のこといろいろ教えて貰ったけど、肝心な汐海くんのこと…余り聞けてなかったし…」
「そうよ、生徒会長さんだなんてことも今初めて知ったのよ…」
ユキとマヤが続けて言う…

「僕のことなんて…別に大したことないですよ」
「真面目なのね、生徒会長なんてなかなかなれないし」
「それに汐海くんって超イケメン!」

汐海の背後からカナが抱きつく。
「い、イケメンって…」
「そうじゃなかったらここまで追っ掛けてこなかったよ」
「汐海くんって彼女いる?同級生にいないなら、先生とかも恋愛対象?」

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