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海街性春譜
官能リレー小説 - 年上

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海街性春譜 2

カナにユキ、ミサとリエ…皆それぞれに魅力的だけど、やっぱり思春期まっただ中の汐海にとっては、リエの巨乳は何よりも替えがたい…

「汐海くんリエにぞっこんってことかしらね?…まあ私たちはリエの豊乳に対抗しようなんて思えはしないけど;…」

「マヤは汐海くんみたいな子好きでしょ」
「年下の彼氏くん置いて寂しそうだからね〜」
「ちょっとユキもミサもなんてこと言うのよ…」

「まあまあ、汐海くん戸惑ってるし…私たち丘の上の大学に春から通うから、この街にはこれからお世話になると思うんだ」
カナが汐海に優しく話しかける。

「はい、そうだと思いました…この土地にこんな若くて綺麗な女性はいないですから…」
鼻頭を掻きながら照れて言う汐海くん…
その純朴そうな可愛さに、皆それぞれに母性本能を擽られてしまう…

「今まで歳下の男の子なんかに興味なかったけど…マヤの気持ちが分かったは…」
そんな汐海くんを見詰めながら、ユキが小さく呟く…

汐海は戸惑いながらも彼女たちに街を案内する。
商店街、役場、図書館…彼女たちに必要なものは何なのか必死に頭の中で巡らせながら紹介していく。

「コンビニもあるんだね」
「街に数件ですけどね」

最後に漁港へ。
「この街は漁業が主要産業なので、美味しいお魚がたくさん水揚げされます。お姉さんたちなら安く手に入るかもしれませんね」
「へぇ…私たち寮住まいだからなぁ…」
「食堂のおばちゃんに持ってったら捌いてくれるかもよ?」

「今日はありがとうね」
「本当は寮に呼びたいんだけど」
「女の子だけの学校だから」
「私達が今度汐海くんの学校に会いに行くね」
「お気持ちだけで」

その日は遅くなったので、リエ達は汐海に別れを告げる。
汐海は少し変わったことを言われたが、自分が年下だからきっとからかってるのだろうと思った。
彼にはそれでも同級生よりもはるかに大人で色気もあり、それだけでも新鮮な経験だった。

汐海は女子大生との出会いも現実から記憶になりかけていた午前中だけで授業が終わったある日、校内で見慣れない女子の一団に出会う。

「汐海くん、来ちゃった」
「セーラー服なんて何年ぶりかな」
「中学生に見える?」
「今日は汐海くんが案内して」

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