海街性春譜 14
動揺する華菜に、汐海は自分でも予想しなかった強気な行動に出る。
逆に華菜の身体を押し倒し、上手に出たのだ。
「うあっ!?」
「華菜さん、可愛いです」
年下と言えども体格は汐海の方が上、一気に押さえつけ組み伏せてしまう。
これも莉英とのことがあったお陰だろう…
まだ挿れてはいないけれど、射精させて貰えたお陰で、こういうことへの余裕は少しは出てきた…
「ちょっと意外だな…汐海くんがこんなに積極的だなんて…」
「それは華菜さんだからですよ…だからもっと自分に自信持ってください…」
汐海の優しさに、身体の底から込み上げてくるものが溢れそうだ。
華菜はそんな表情は見せたくなくて、汐海の背中をギューと抱きしめる。
「キス、して…」
少し掠れた声で華菜が囁く。
汐海はその思いに素直に応えた。
唇が重なると同時に華菜の胸が汐海の手で押し潰される。
「あぅうん…」
思いがけずに襲ってきたその快感に華菜はギゅっと瞳を閉じる…
続けて挿ってくる汐海くんの長い舌…
“男”にはまだなっていないって言っていたけど、こういうことには長けているのか?…それとも莉英に仕込まれたのかしら?…
そのまま胸に力を込め揉んでいく汐海の手。
小柄だがグラマーな華菜の胸は想像以上に柔らかく弾力がある。
汐海は多少驚きながらもそれを楽しむ。
「華菜さんのおっぱい柔らかい」
「ふふ…莉英に何されたのかな…んっ、やるじゃない…ぁん」