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君が好き。
官能リレー小説 - 年上

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君が好き。 33

「樹くんは合格よ。今までの中にはホントにどうしようもない奴だっていたんだから」
「はい…」
「ナカでいっぱい感じれたから私もすごく満足…そっちの方でも隼人くん以上だわ」

「隼人って、なんか問題でも…」
「彼もすごくいい子だよ、嫌いとか満足できなかったとかそういうわけでもない」

二人共少し前まで童貞だったし、中学生と女子大生という圧倒的な年の差もある。
それに、俺に至っては勢いに任せたせいで唯さんの別の穴に突入してしまった前科を知られていても不思議はない。

「せっかく親友なんだし、互いに成長すればいいのよ。将来は隼人くんの取り巻きになったほうが得なんだから、仲良くしなきゃ。穴兄弟なんて言葉もあるけど、どっちか兄とかこだわっちゃダメ」
「栞さんと付き合うことになったら、香帆さんとこんな仲になれるなんて正直予想外で…」
「じゃあ、隼人くんが栞の妹とデートしたとかいったらもっと驚くんじゃない?」
「やっぱり、サッカーつながりとか。たしか、サッカー部だとかチラッと聞いたような」
「ギャルでフットサル部だから、随分盛ったわね。栞ったら」
「やっぱり、俺が年下なんでいいように信じ込まされてるんですか?」
「いいじゃない、あいつも悪気があるんじゃないの。かっこいいお姉さんでありたいって、思ってるだけ。それに、いい思いさせてもらえたでしょ?」
「それには感謝してます」
まあ俺の初めて人だから悪くは思いたくない…
でも香帆さんの話しを聞くと聞くほど、俺の中で抱いていた栞さん像が崩れていくよな;…

「やっぱり栞さんは…隼人ともヤッちゃってんですかね?…」

「それはそうだろうけど…樹くんはそんな心配しなくても大丈夫よぉ…言っちゃ悪いけど隼人くんのって短小の上に包茎じゃない…」

それは俺も知っているけど;…
俺だって隼人と同じように仮性包茎であることには違いないんだよな;…

「実は俺、唯さんに無作法があったんで謝らないと思ってて…」
「そういう事は、ちゃんと自分の口から言わなきゃ」

香帆さんだけなのかこの四人の傾向かまでは、五歳の年の差なので分からない。
でも、異性に対する理想に対して現実も見えてきたような気がした。
彼女が直接この場で連絡してくれるとは予想済みだったので、流れ的に今度会えるようにしてくれた。
セックスできるかは抜きにして、もう一度四人とは個別で話した方がいいと感じている。

「今はフリーだし、ジムに入る時は会いに来て」
「はい」

結果的には色恋沙汰の会話の次はスポーツ感覚でプレイできたので、お手頃には変わりなかった。
彼女が隼人に接触した可能性もあるし、俺だけがあの四人とできる保証もない上に友情も大事なので、あいつとも異性関係について話そう。
「この間、パイズリしてもらったんだ」
「栞さんとか?」
「それが違うんだ。香帆さんとだ」
「あのモデルっぽいタイプか。栞さん程胸はきれいに見えなかったな。挟めるサイズだったんだ」
「確かにモデルのバイトはしてるけど、ジムからホテルって流れで着こなしは確認できてない」

隼人の中でモデルのイメージはよくないと知っている。芸能情報だけを参考にするのもどうかと思うが、俺ほど巨乳には執着がないのも知ってる。

「服なら、栞さんにコスプレしてもらった。デートが遊園地で、なぜか衣装が売っててな」
「場の流れを利用するのうまいな。そういえば、彼女がお前とデートする前に連絡があった。遊園地に行ったことあるかって」
「ないよな」
「ないけど、自分たちだけ良い知らせ持ってくるのも悪いって…妹を紹介してくれた。妹と言っても俺より年上だけど」
「お前もデートしたのか?」
「俺の方は、たまたま行きつけのカラオケが混んでたとかで、いきなりホテルでな」

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