PiPi's World 投稿小説

君が好き。
官能リレー小説 - 年上

の最初へ
 20
 22
の最後へ

君が好き。 22

「ああ、あのてっぺんからの景色…早く見たかったんだ…」
絶叫系より俺にはああいう方が似合っているしね…

パスを見せ列に並ぶ…
国内随一の観覧車だけあって、かなりの人気みたいだ…

「カップルばっかりだね…」
周りの恋人たちに刺激されたのか…?、栞さんは俺の腕に手を絡ませてくる…

周りの雰囲気に、俺も嫌でも意識してしまう。
付き合ってる感覚は全くないんだけど、栞さんは俺の彼女なんだ、っていう意識が芽生えていくような気がする。

やがて俺たちの順番がやってくる。
「次の方、どうぞ」
係員のお姉さんが呼び掛ける。
黄色のゴンドラ。

「やった、私のラッキーカラーなんだ」
「そういえば、水着も黄色でしたよね…」

観覧車に乗り込む。
これから2人きりの時間に突入するんだ。

ちょっとドキドキする…
でも四方ガラス張りでは、中が丸見えだから下手なことは出来ないよな;…

「ふふ、前のカップル…もうキスしてない?…」

うぇ;…まさか;…
確か前に並んでいた二人って…俺と大して歳も変わらない男女だったよな;…

「密室で男女2人っきり、大胆になれるってほんとかな…」
栞さんは目の前で短いスカート、足を組む。
わっ、それじゃパンチラするじゃないですか…

「さ、さあ…」
冷や汗が流れそうだ。
それでいて股間が反応する。まったく、どうすりゃいいんだ。

「樹くん」
栞さんは隣に腰かけてきた。
たまらず、抱き寄せて胸に手を伸ばしてしまう。

これだけの巨乳を前にして、それを抑えるっていうのも無理な話し…
まあちょっとぐらいイチャイチャしても、ここなら許してもらえるよね;…

「栞さん…好きです………」
俺は前のカップルに続けとばかりに、栞さんの唇にキスをする…

SNSでこの小説を紹介

年上の他のリレー小説

こちらから小説を探す