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女戦士リリアナの災難
官能リレー小説 - 異種姦/獣姦

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女戦士リリアナの災難 8

人間の膣の中は弱いながらも酸性で満たされていて、精液はそれを中和するくらいのアルカリ性である。
(これは保健体育のテストに出るぞ!)
そしてリリアナは老人に改造されて酸が少し強くなっていた。
もし、特定の相手に長期間交尾されたら相手の性器は酸で影響が出るかもしれないが多数を相手する分には影響は無い程度である。
が、酸が強いと並みのアルカリ性では中和しきれない。
そして、中和できる精液でも精子が弱いと逆にアルカリに潰されたりもする。
つまり、酸にもアルカリにも強い精子だけがリリアナの産道を勧めるのである。
しかし、産道を進んで卵子に辿り着いてもすべての精子が卵子に侵入できる物ではない。
卵子と精子の相性が必要なのである。
それは鍵と錠のようなものである。
鍵穴に錠が刺さっても必ず回る物ではない。
鍵穴のパターンと錠の歯が一致して初めて回るように卵子と精子の相性があって結ばれるものである。
が、老人の改造でリリアナの卵子はそこらの精子が侵入できなくなっていた。
酸をかいくぐり辿り着いてなお、卵子の相性も踏みつけて進んできた精子だけが辿り着けるのである。
そのためにはリリアナの戦闘力を力と知恵で乗り越えた者だけが孕ませられるのである。
そしてゴブリン達は群でリリアナをねじ伏せた。そしてその群の中で秀でたゴブリンの精子のみがリリアナを孕ませられるのである。それがどのゴブリンかは誰も知らない。
恨みと憎しみと子孫繁栄の本能で、リリアナは数え切れない数のゴブリンにひたすら犯され、おびただしい数の精子が強化された卵子に襲い掛かっていた。
通常なら擦り切れて化膿してるだろう膣は未だに愛液を溢れさせ次に犯してくるゴブリンを待ち構えていた。
あれから太陽は2回沈み、3度目の朝を迎えた。
リリアナの周りにはいくつもの焚き火が焚かれ、祭り状態になっている。
無遠慮な抽送の繰り返しでもリリアナの体は貪欲にその快楽を受け止め、数え切れない程の絶頂を向かえ、体は弛緩していた。
「やだよぅ…。もう、イキたくない…ゆる…して」
それでもゴブリン達は犯し続ける。失われた同胞の恨みを少しでも晴らそうと、そして補おうと精子を注ぎ続ける。
ゴブリンリーダー・ホブゴブリン・ゴブリンの順で何順もさせていた。
そんな時、
プチン、とリリアナの腹部に何かが突き刺さるような音を感じた。
すると胸の宝石がカッっと熱くなる感じがした。
弛緩した四肢に力が漲る。
拘束された箇所がメキメキと悲鳴を上げる。
はっきりしてくる意識にあわせてリリアナは力をこめると腕の戒めが弾けるように千切れ、頚木を掴んで引っ張ると鎹がひしゃげて外れた。
「ふこぉぉぉ!?」
戸惑い交じりにゴブリンリーダーが叫ぶと防具を外してお祭り騒ぎをしていたゴブリン達が武器を手にリリアナに向かって襲いかかった。
溢れ出す力と感情に身を委ねるリリアナ。
「うぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
吐き出す怒声はゴブリンを吹き飛ばし、凪ぐ手足はホブゴブリンをプリンの様に崩し、仲間を盾に逃げるゴブリンリーダーを霞のように翻弄して回りこみその頭を両手で捕らえる。
「きぃぃぃぃ!」
絞められる豚の様な奇声を上げながらダガーを胸に突き立ててくるが、宝石にぶつかるとそれはボキリと折れた。
「あなた達は…もう要らないの」
リリアナはそう呟くと手に力をこめる。
ぱきゅっ
湿った破裂音を立ててゴブリンリーダーの頭は弾けた。
それからどれくらい経ったのだろう。
廃集落には死屍累々とゴブリンの躯が広がり、血まみれのリリアナが佇んでいた。

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