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女戦士リリアナの災難
官能リレー小説 - 異種姦/獣姦

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女戦士リリアナの災難 7

今までのゴブリンより太い四肢と厚い胴体。小太りなずんぐりむっくりに見えて実は筋肉質であることがリリアナには本能的に見抜けた。
同時に改造された再に埋め込まれた胸の宝石が熱くなる感じがした。
リリアナが湧き上がる唾を飲むと、引き締まった顔をしていたホブゴブリンの口元が緩み涎が反射した。
「ヒョホホホホホ!」
甲高い雄叫びが広場に響き渡ると緩みかけたホブゴブリン達の表情が再び引き締まると同時に
ブンッブンッと風斬り音がいくつも迫ってきた。
先ほどの投石攻撃とは違う。
咄嗟に身を投げ出して大地を転がろうとしたが、足が引っ張られたと同時に鈍痛が走った。
足には縄とそれに結び付けられた石が絡み付いていた。
ボーラーだ。石や分銅などの重りを丈夫な紐で繋ぎ合わせた投げ武器だ。
重りその物が当たらなくても紐がぶつかればそこが始点になり、遠心力で威力を増して絡みつき最後に重りがぶつかってくる。打撃力だけではなく相手の動きを殺すのにも有効だ。
重りが干渉しあうので不規則な飛び方をするのも特徴である。
甲高い雄叫びが上がる度にボーラーが飛んでくる方向が変る。
戦鎚で薙ぎ払うと逆にボーラーが絡みつき不利になる。
かと言って盾で防ぐにも四方八方から飛んでくるので転がって逃れるにも限界があった。
足に、腕に、次第に胴体にも当たるようになり、首に縄が絡まり顎に重りがぶつかる衝撃で私の体は麻痺して乾いた馬糞に顔を突っ込んだ。
視界の半分を地面が多い、空いた空間にはゆっくりと迫る歪んだホブゴブリンが映る。
動かない身体に歪んだ視界。そして捩じれた思考が入り乱れる。
甲高い雄叫びの正体はゴブリンリーダーの声でゴブリン達に指示を出していたのだろう。
群の壊滅が依頼なのだからホブゴブリンやゴブリンリーダーがいてもおかしくなかったのになぜこんなことに?
それは事前偵察をする前に襲われたからだ。
なぜ襲われた?十分離れた所で休憩しようとしたから?火も焚いてないし食料にも手を付けてないのに。
…全部…ぜーんぶあのジジィのせいだ!!
確信は無い。本能なのか癇癪なのかリリアナは正解に辿り着いたがそれは何の解決になっていなかった。
動かないリリアナの身体をゴブリンリーダーが棍で押さえつけ、ゴブリン達が頚木(くびき)をリリアナの首にかけて鎹(かすがい:コの字の形をした釘)を打ち付け外れなくすると両手を頚木に縛りつけた。
痺れが取れた頃にはリリアナの体は完全に自由が取れなくなりゴブリン達が勝どきの雄叫びを上げた。
広場の中央まで引き摺られ、頚木に繋がった綱が杭に結び付けられると少ない着衣の胸当てと草摺りが乱暴に脱がされ乳房と股間を露わにされた。
ホッホッホッホッホ!
興奮したゴブリン達のそろった鳴き声が響き渡る。
悔しさに歯を食いしばるが溢れる涙は止められなかった。先ほどまで軽々と戦鎚を振り回していた腕力だが頚木と手枷を破壊できる様子は無く、木と縄をギシギシ鳴らすのが精一杯だった。
涙に滲むリリアナの前にゴブリン以上ホブゴブリン未満の体格のゴブリンが姿を現した。
こいつがリーダーか。リリアナはそう直感するとリーダーがリリアナの顔に唾を吐きつけた。
熱く粘つく液体が目と目の間にあたり、ねっとりと鼻を避けて口元に垂れてきた。
獣の口臭が吸い込む空気に混じり脳と肺を刺激する。
『敵わない』『抗えない』
そういう不の感情がなぜかリリアナの身体を熱くさせる。
鼓動が早くなりゾクゾクとした悪寒のような快感が走り吐く息は熱く甘ったるくした。
リーダーの股間が固くなり腰蓑上の布を捲りあがらせる。
勃起したイチモツは人間のモノに近い形をしてるが、掻き毟ったりした傷痕が固まったのだろうか歪なコブ状のものがいくつもあり、洗ってないからだ特有の苦酸っぱく腐乱したような匂いが漂った。
「やだ、やだ、やめて、そんな」
嫌悪感に襲われるが自分の表情筋が緩んでいく時分に戸惑っていると、四つん這いになってるリリアナの後ろに回りこみ、何の前触れも無くその歪なペニスを根元まで押し込んできた。
「い?やだぁあ!!」
潤んでも解されてない肉壷の壁をゴブリンの肉棒が押し退けて進入してくるとメリメリと筋が引き伸ばされる震動が響く。
「ひぃぃぃ!」
これまで討伐の度に魔獣に犯されてきたリリアナだが、これはなれることがなかった。
「やだぁ!やだやだやだぁ〜!」
泣き叫ぶリリアナの声にゴブリン達は興奮の雄叫びを上げる。
リーダーの腰はゆっくりと引き抜き、勢いよく深くまで挿入してくる。
前回犯されたワーウルフのペニスと比べると小さい物の、リリアナには受け入れがたい物として意識せざるを得ないでいた。
そして経験からリズミカルに早くなっていくことに絶頂が近いことを把握させ、拒めば拒むほど射精された感覚を鋭く認識させた。
「やだぁ…出てるよ。ゴブリンの精液が入ってきてるよぉ」
うなだれながら弱々しく呻くリリアナ。リーダーがペニスを抜くと膣を逆流する精液の感覚を捉えさせる。ゴロゴロとしたゼラチン質の粘液が産道を蠢いていると先ほどより太い物が進入してくる。
交替したホブゴブリンがリリアナを犯し始めたのだ。
「いやだぁぁぁぁ!!」
絶叫するリリアナにゴブリン達の雄叫びが廃集落に響いた。

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