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女戦士リリアナの災難
官能リレー小説 - 異種姦/獣姦

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女戦士リリアナの災難 6

巣窟である廃集落から少し離れた所で襲撃前に休憩を取ろうとしたらゴブリンの方から襲い掛かってきたのだ。
振り下ろし、薙ぎ払い、突き出して倒したゴブリンは2桁を超える。
ゴブリン達は人間用だと思われる防具を自分達用に改造して身を固め、手入れが半端な錆びかけた剣や朽ちかけた棍棒で襲い掛かり、いずれも破裂しそうなほどに勃起をさせていた。
「も〜なんなのよこいつらぁ〜!」
頭を潰されたゴブリンは勢い欲射精させ、絶頂とともに絶命していく。
「うええ〜もう嫌ぁ〜!」
包囲の薄手なところを突き進むと、リリアナはいつの間にか廃集落に入り込んでいた。
「しまった、誘い込まれた!?」
別に誘導されたわけではなかった。
老人に改造さて魔物の雄を引き寄せるフェロモンがゴブリンを引き寄せていたが、上等な牝を孕ませようと奮闘するもあまりにも強すぎると割りに合わないと判断した弱い雄が引き上げたところにリリアナが突っ込んでいっただけである。
結果、力のある雄に包囲される嵌めになったのであった。
廃集落はきつい匂いが漂っていた。
身体を清潔に保つ修正の無いゴブリン達が群れているのでその体臭が立ち込めていた。
洞窟など限定空間ではなく空気が吹きぬける外でもこの臭い。建物の中はもっと酷いことになってるのだろうと思うとリリアナはゲンナリとした。
そこに血と精液の匂いが混じりリリアナの体は戦いとは異なる興奮が満ちていった。
「うう、体が…アソコがうずうずするよう」
前掛けと布だけの草摺(くさずり:甲冑の胴の裾の垂れ,下半身を防御する部分の名称)は外気に晒されて火照りが癒されるのに快感を覚えながらも物足りなさを感じていた。
「もっと…もっと強いの来て!!」
リリアナはテンションが上がり破壊と殺戮に身を投じた。
視界の端に違和感を感じ、反射的に身を捩ると
ブンっと音を立ててこぶし大の物が頭を掠めて言った。
元は何のために使われていたのかも分からない朽ちかけた櫓(やぐら)に数匹のゴブリンがへばりつき、そこから布と皮で作られたスリング(投石器)で攻撃を仕掛けていた。
数匹が立て続けに投げつけてくるのに対してリリアナは戦鎚の打面の反対にある鉤爪で一匹のゴブリンの胸を貫き引っ掛けると投槍器の様にゴブリンを櫓に投げつける。
攻撃を仕掛けるゴブリンに当たらなくても櫓に当たり、朽ちかけの櫓にとどめを与え櫓もろともゴブリンを倒す。
股間から溢れる愛液は内股に伝うも熱い体温と外気に忽ち乾燥するがそれが牝の匂いを引き立て屈強なゴブリン達を奮い立たせた。
しゃがれた雄叫びと共に見慣れない影が突き進んできた。
それは小柄なゴブリンが自分を覆い隠すくらいの大きな盾を両手に構え、自分の身を挟み隠した姿だった。
防御力を突進でそのまま攻撃に転じるゴブリンなりの工夫した作戦であった。
そう理解したリリアナの下腹部の内側は
キュゥウっと縮み胸がときめいた。
「そういうの、キライじゃないよ」
そう呟きながら横なぎに戦鎚を振るうとゴブリンは盾に挟まったまま廃屋の壁をぶち抜いて次々と姿を消した。
「でも、届かないのは要らないんだ」
姿を消したゴブリンに目をくれることなく更に廃集落の中心へと向かうと通常のゴブリンより大きなゴブリン、ホブゴブリンがゾロゾロと姿を現した。

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