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触手でレイプされて
官能リレー小説 - 異種姦/獣姦

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触手でレイプされて 9

遠藤美咲は笑顔のままで眉をぴくっと動かしたのを、池谷雅樹は見逃さなかった。
こちらの予想に反して、若い女性二人がやってきたからだ。
「すいません、お待たせしましたぁ」
「時間より三分早い。遅れたわけじゃあない。さあ、二人とも座って。お酒は飲む?」
コースの食事を終えると、女性三人は紅茶を飲んでいた。池谷雅樹もしかたなく、豊潤な香りたつ珈琲をちびちびと飲んでいる。珈琲は、やはりインスタントコーヒーが飲みやすくてうまいと思いながら。
宗教団体という言葉は巧みに避けて、趣味のサークル活動のようなもので、営利目的ではなく、健康のためのヨガや悩みごとを相談できる集まりなのだと強調していた。
「少し失礼しますね」
ポニーテールの涼やかな一重まぶたの勧誘員が、ちらりと腕時計を確認して、話はいったん途切れた。
二人かひとしきり勧誘トークをして、トイレに行くふりをして相談しに行った。または、途中経過の報告かもしれない。こわばった笑いの遠藤美咲がほっとした顔になる。
「あんな感じの子がお好みなら、病院の看護師にたくさんいますよ。それにセミロングの子は、若くてかわいいですね」
美咲が小声で嫌みを言った。
「てっきり、ベテランのババアが来ると思ったんだがね」
占い師の先生がいて、その先生に占ってもらったり、開運祈願をしてもらうにはお布施が必要だけれど相談は無料。
「これから行ってみませんか?」
「そうね、なんかおもしろそうだし」
美咲がそういうと、先生のお家に訪問することになった。
占いや開運祈願に興味があるわけではない。
勧誘員を異界に拉致して服従させるより、団体のボスを堕とすほうがおもしろいと雅樹が考えたからだ。
「期待してるみたいですけど、すっごい肥満したぶさいくな占い師の先生がもしれないですよ」
「そんなのだったら、ダイエットしないと成人病の危険が高まると、君が逆に説得して入院させればいい」
「めんどくさい患者はあなただけでおなかいっぱい」
「ははは、まあ、そうだな」
あとはレストランの料理が美味しかったことを話しているうちに、住宅街にある先生の家に到着した。
「ようこそお越しいただきありがとうございます」
和室で薄い菖蒲色の和服姿の、妙齢の上品な美人が神棚と仏壇の前に正座して頭を下げた。
美咲と雅樹の後ろで、勧誘員の若い女性たちも恐縮して、正座をしていた。
「足を崩してあぐらでもいいかな、正座が苦手でね」
「気になさらすお好きなように」
美咲は正座を続けていた。

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