淫肉の棺桶 4
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛……入って、くるぅぅぅ!!!!!」
ボコン……ボコン……ボコン……
一定の間隔で休むことなく「棺桶」の卵が唯香の子宮へと送り込まれていく。
本来ならば愛する者の赤子を宿すべきである神聖な揺り籠は、いまや化け物を育てるための苗床として利用されていた。
「うぐぁ!!!」
ボコン
「ひぐぁ!!!」
ボコン
「あ゛あ゛あ゛ッ〜〜〜〜〜!!!!!」
ボコン
「も……無理ィィィ!!!お腹破裂するぅぅぅ!!!」
数十分かけてゆっくりと送り込まれた卵は唯香の子宮を膨らませ、化け物の子供をパンパンにつめた唯香の胎は、まるで妊婦のようにポッコリと膨れていた。
ボコンッ
「んひぃぃぃぃぃ!!!!!」
「棺桶」が送り込んできた最後の1個の卵が詰め込まれる。
そこで「棺桶」は新たな行動を開始した。
触手の先端から、ゲル状の粘度の高い物質を放出し始めたのである。
その目的は卵の保護。
このゲル状の物質は子宮内に溜まり幼体が孵って膣内に出てくるまでの間、卵の表面をコーティングして傷つくのを防ぐのである。
また、この物質の役割はそれだけではない。
このゲルは一種の催淫剤……この世には未だ存在しないほどの強力な媚薬のような効果も持ち合わせているのである。
幼体が生まれた後、餌となる愛液を大量に分泌させるためであろう。
「棺桶」に知能があるのかどうかは不明だが、この生物は人間を"壊す"ことにかけてはどんな麻薬と比べても一級品であると言えた。
そんな劇薬を卵管の先にある卵巣まで浸かるほどに注入された唯香は、体中を駆け巡る感覚に白目を剥いていた。
「んほぉぉぉぉぉ!!!??んぎっ!!!うぎっ!!!あひぃぃぃ!!!ふひっ……ふひっ……あはぁぁぁぁぁ!!!!!」
電流が走った……などといった生易しいものではない。
まるでマグマに浸かっているような身を焦がすような熱さと次々に襲ってくる絶頂感。
そしてそれは収まるところを知らず、どんどんと高みに突き上げられていくそうな高揚感。
普通の女子高生なら……いや、人間ならば絶対に味わえない、味わうことのできない破滅的な快楽。
触手は巨大な亀頭で唯香の淫乱マンコの肉壁を擦りながら抜けていく
「あひっ!!!あひっ!!!あひっ!!!あひっ!!!あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!!!!」
ズボォ……
ドロォッ……
ジョロジョロジョロ……
粘着質な音とともに触手が抜ける。
大量の淫汁が流れ出すともに、耐え切れなくなった唯香の尿道からは黄金水が溢れ出した。
これすらも「棺桶」は自らの栄養としてしまう。
「あへっ……あへっ……お腹……パンパンに……体……熱くて……幸せ……」
恐ろしいことに「棺桶」に捕らわれた人間は、最初にどんなに嫌がっていても徐々に壊されていき、最後にはそのことに幸福を感じることになるのだ。
事実、唯香はもう外の世界のことなどどうでもよく、「棺桶」の中こそが自らの世界であると思っていた。
ただ「棺桶」が与えてくる快感によがり、次はどんな快楽が味わえるのだろうと期待して待つ。
親も友人も、学校やこの世の様々な娯楽・おいしい食べ物なんてどうでもいい。
ただ未知の快楽に対する期待だけが唯香の全てになっていた。