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淫肉の棺桶
官能リレー小説 - 異種姦/獣姦

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淫肉の棺桶 22


「ふへっ……ふへっ……ふへっ……」

「ああうぁぁぁぁ……」

焦点の定まらない目で虚空を見つめながらガクガクと体を痙攣させて果てる。
二人のマンコからは「棺桶」が出てきたことによって溜まっていた精液が垂れてきていた。
泡立つほどにグジュグジュと掻き回されたそれは彼女たちの愛液と混じってすさまじい臭いを放っている。
獣臭にも似たそれは二人の鼻を突き、精液を求める牝の本能は彼女たちにクラクラとした陶酔感を与える。
まるで酒に酔っているかのように、自らの、そして互いの股間から立ち上ってくる臭気に夢中になっていた。
その精液の主達はついに精巣が空になってしまったようだった。
本来であれば、また補充されるまで緩やかな快感を与え睾丸を活性化させるのだが今回はどうも違った。
お互いを思いやる双子の介入が、この恐ろしい生き物を変えつつあった。
シュルシュルと音を鳴らして彼等から触手が外れていく。あれだけしっかりと体に癒着していたものが…。

突然の解放。
しかし既に触手と共存しつつあった彼等が喜ぶ筈もない。
玉に感じていた快感が無くなったことにより、軽いパニックが起こる。

「あああああ……」

「ない……ない……」

男子生徒たちは快感を求めて彷徨いはじめる。
そして、彼らの周りには「棺桶」によって発情した牝たちがいる。
どんな事態が起こるかは分かり切ったことだった。
男子生徒たちは女生徒に襲い掛かり、前戯をすることなくそそり立った肉棒を突っ込んでいく。

「ふぁぁぁぁぁ……」

「いいっ!!!!!んぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」

女生徒たちは恍惚とした表情で、それを受け入れた。
そうしてできた番いを、「棺桶」は肉の塊で取り込んでいく。
彼らは「棺桶」の中で永久に交わり続けるのだろう。
滴り落ちる愛液と精液を極上の養分として活用され続けるのだ。
そして、一般生徒から搾り取った養分……愛液と精液の混合液は真緒と真樹の元へ送られる。
それらを養分に二人は永久に生かされ、「棺桶」の卵を産み続けるのだ。

「ふぎゅぅぅぅぅぅっ!!!!!!!!」

「あっあっあっ!!!!!ま、また産まれりゅぅぅぅぅぅ!!!!!」

二人は最早、与えられる快感のことしか頭にない。
人間としての尊厳や一切の自由を奪われたのだ。
一般的に見れば、不幸な結末だろう。
だが、二人にとっては幸福だった。
ずっと、ずっと……永遠に、二人一緒に快楽に酔っていられるのだから……

第三章 完

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