淫肉の棺桶 11
自分のことを心配する妹の声が、実際は快感を感じている真緒の心を痛めつける。
杉山はそんな双子の様子をニヤニヤとした気持ちの悪い顔で眺めていた。
「どうしたぁ、真緒?そんなに顔を赤くして。股もモジモジと動かして、ずいぶん辛そうだなぁ?」
「っぁう!!!はっ……はっ……っ!!!この変態が……」
真緒は目に涙を溜めながらも気丈に杉山を睨み付ける。
だが、その様子は先ほどとは打って変わって弱々しく、性的な知識がほとんど皆無の真樹にとっては体調が悪くなっているように見えた。
もちろん、杉山にとっては小娘が発情していっているようにしか見えなかったが……
「あ、あの!!!先生、お姉ちゃん調子悪そうだから休ませてあげてください……」
「ん?それは違うぞ真樹。真緒は自分で自分を慰めているんだ」
「慰める……?」
「そう、自慰……またはオナニーっていうんだ」
「オ……オ、ナニー……?」
「こ、こら!!!変態、っ!!!真樹に変なこと……あぅっ!!!お、教えないでよ!!!!!」
真緒は命令通り、ローターでクリトリスを刺激しながらも真樹のことを杉山から守ろうとする。
だが、杉山は真樹に性知識を教えることをやめようとはしなかった。
「真緒は表面上は嫌がっているように見えるが、実際はとても悦んでいるんだ。女の快楽を感じて男に股を開くのが女の幸せってやつなんだ」
「……でも、お姉ちゃんは嫌そうです。やめさせてあげてください……」
「それなら真樹もやってみるといい」
「……え?」
「なっ!!?」
そう言うと杉山は玩具の中からもう一つローターを取り出す。
そのままニタニタと口を歪めながらローターのスイッチをONにしたりOFFにしたりして真樹に見せつけるように顔に近づける。
「杉山ぁ!!!!!やめなさい!!!真樹にそんなことしたらただじゃおかないわよ!!!!!」
「……うるさいやつだ」
そう言うと杉山は真樹を部屋の奥に突き飛ばす。
「真樹!!!!!」
強制的にさせられていたオナニーを中断し、真樹の元へ駆け寄る真緒。
杉山はそんな真緒の背後から近づき、無理やり押さえつける。
「っ!!!こ、こら!!!やめ……」
「お前は黙って見ていろ」
そう言うと杉山は真緒をM字開脚の状態で縛り上げる。
もちろん真緒は抵抗したが、真緒は女で杉山は男。
しかも真緒が平均よりもかなり小柄ということもあって、抵抗らしい抵抗はほとんど出来なかった。
「ほら、プレゼントだ」
そう言って杉山はパンティーの上からちょうど真緒のクリトリスに当たる位置にローターを張り付ける。
すでに流れ出していた愛液で湿った水色の可愛らしいパンティーが、ローターの振動でジュブジュブと湿った音を発した。
「やっ!!!ちょ……んあぁぁぁ!!!!!」
「お姉ちゃん!!!」
真緒の元へ駆け寄ろうとする真樹の腕を、杉山は掴む。
そのまま力任せに引き寄せると幼女におしっこをさせるような体勢で抱え込んだ。
「ひゃぅ!!?先生!!?」
「さあ、真樹。お前にもプレゼントだ」
そう言うと杉山はスカートをまくり上げ、ゆっくりとローターを真樹のクリトリスめがけて近づけていく。
真緒のと色違いのピンクのパンティー越しに、ローターが押し当てられた。
「ふぁ……あっ……えぅ?……んやぁ!!!」
「どうだぁ?気持ちいいのか?」
「杉山ぁぁぁぁぁ!!!!!」
叫ぶ真緒を無視して、杉山は真樹にローターを押し当てる。
初めて感じる女の快楽に、真樹は震え、足は小刻みに震えていた。