触手調教BEST!! 6
静には最近仕事が激減して、
なやんでいたようだと話すように言った。
AV出演の話は隠すように、と。
「わかったわ」
静はため息をついて言った。
俺は結城美月の病室に行った。
看護婦に彼女の容態を聞いた。
意識はまだ戻らないが、
酒と睡眠薬を一緒に服用して、
血を流しすぎたので眠っているが、
命に別状はないらしい。
「そうですか、よかった」
俺は眠っている彼女の顔を見つめた。
この状態で、彼女の眠った意識へと、
俺はそばに付き添うふりをして、
彼女の夢に潜入してみた。
自殺するほどの女の羞恥心。
自分がどんなに淫らで、貪欲で、
愚かなのか彼女は知らないのだ。
その先に生きるか死ぬかの選択がある。
「これは、結城美月の夢か」
俺は夢の中で彼女を凌辱する気だった。
しかし、彼女の夢をのぞいてわかった。
なぜ彼女がAV出演を嫌がったのか。
「こっち向いて、ピースしろよ。
みんなのザーメンおいしいって言え!」
彼女はビデオカメラを向けられている。
ワンボックスの車内でに連れ込まれ、
頬を平手打ちにされて脅かされて、
服はハサミで切られて破かれている。
顔射されたのだろう。
長い髪にも精液がべっとりついている。
髪を引っ張られて、泣きなから痛がる。
「髪も切ってボロボロにすんぞ!」
「み、みんなの……」
「声が小せぇな、聞こえねぇよ」
じゃきっ、と髪が少し切られた。
「みんなのザーメンおいしいですっ!」
「じゃあ、しゃぶれよ」
ビデオカメラを持った男は、
撮影しながらフェラチオを強要した。
「大好きなザーメンだろっ。
一滴も残さず吐かねぇで飲めよな!」
「ふぐ、うぇっ、げほっげほっ!」
むりやり、喉奥まで突っ込まれて、
頭をぐいっと片手で押さえつけられ、
彼女は吐き気をもよおし、むせてしまった。
「車、吐かして汚させるなよなー」
「上の口じゃなくて、
下の口のほうがいいんだな。
わがままだなぁ、まったくよ!」
「ごめんなさい、口でするから許して……」
男たちはラブホテルに車を停めた。
「騒ぐんじゃねぇぞ」
口にタオルで猿ぐつわにされて、
車から降ろされた。
安いさびれたモーテル風のラブホテルで、
彼女は撮影されながら輪姦された。
翌朝、男たちは「おつかれ」と言って、
彼女を駐車場に置き去りにした。
彼女はボロボロの服で泣きながら、
家に帰ってきて、母親を驚かせた。
すぐ産婦人科に連れて行かれた。
警察に被害届けを出したが、
男たちは捕まらなかった。
妊娠はしなかった。
ただ外に出るのも怖かった。
三ヶ月以上、ひきこもっていた。
高校を留年したくなくて中退した。
彼女は逃げるように故郷を離れた。
アルバイトをしていたが、
男性嫌いで愛想笑いもできない。
裏風俗の薄暗い顔もよく見えない店、
セクキャバでバイトしていた。
同じ店のキャバ嬢に誘われて、
芸能プロダクションに入り、
これからというときに、
彼女はレイプされた。
過去の恐怖がよみがえり怯えきった彼女を、
ジャンキーの芸人の男は犯した。