触手調教BEST!! 12
大まかな計算方法。
体重1kgあたり約80ml。
血液を1/3以上を失うと、
生命に危険がある。
生命に危険とは、大出血によって、
酸素が脳に供給されないからだ。
体重60kg×0.08=4.8l
致死量 4.8l÷3=1.6l
といったところである。
ただし、実際に出血していなくても、
血を失ったと思い込むと、
気絶したり、
ショック死することもある。
実際には電流を流されてもいない。
血を啜られてはいない。
血を啜られると電気ショックがある。
そう思い込ませる。
俺は彼女の鼻先にコード状触手の先端を、
目の前で指でつまんで開いて見せた。
小さな牙が内側にびっちり生えている。
開く前はミミズの頭みたいな形状。
「乳首に吸いつかせてみるか」
「やめてー!」
「乳首がなくても仕事できるだろう。
ミミックに喰われたと説明しても、
誰も信じないだろうけどな」
ここが夢ではなく現実だと思い込ませる。
それが重要だ。
「肌から無理に剥がすと傷が残る。
乳首よりクリトリスがいいか?」
「い、いやっ!」
ミミックが歌い出す。
おいしい血がのみたいなっ、
おいしい血はどーこかな?
うれしい、おいしい血をちょーだい。
「乳首から啜らせよう」
俺を蹴ろうと、
脚ばたつかせている彼女に言った。
脚をばだつかせていても動きは緩慢。
千本針レベルの電気ショック。
体は長距離走りのあとのような、
気だるさがあるからだ。
左右の乳首に触手を吸いつかせた。
「それっ!」
「うぅっ………」
乳首への20Vの電気ショック。
大声でわめいたり、叫んだりできない。
SMのAVなどでは、
電流を流されて絶叫するシーンがある。
20Vという電圧を通電されている状態。
言葉を発することができない。
AVではそれほど、
強い通電をされていないのだろう。
通電中は歯を食いしばり、
苦痛に耐えるので精一杯だ。
乳首の芯に鋭い衝撃がくる。
何千本の針を打ち込まれたような衝撃。
心臓の鼓動にあわせ、
ドクンドクンと乳房が膨れ上がり、
弾けてしまいそうな感覚。
※SM電流プレイと幻覚という、疑似触手ものを目指しましたが、モンスターが登場するとファンタジー系かと思われ、登場人物が現代物のためギャップがひどく破綻しています。未完ですが、中断します。
SM小説を書く方がいて、電流プレイの資料となればと思い、完結して残します。