触手調教BEST!! 1
恐怖で青ざめ、
仔犬のような目で見つめる女たちを、
触手で縛り上げる。
嫌がり、許しを乞いながら濡れる女体。
泣き叫ぼうと容赦なしで、
触手を突っ込みまくられ、
常軌を逸した快楽に溺れて、
絶頂を繰り返す牝奴隷たち。
御主人様、孕ませて……。
触祭の宴がまた始まる。
1 服従か引退か。
解雇。引退。
弱肉強食の芸能界。
仕事がないタレントたちは、
売れなくなると仕事は激減し、
生活していくのも難しくなる。
再起のきっかけとして、
AV出演を持ちかける。
彼女たちの選択は、どっちだ?
「最近、自分でどう思う?」
「……すいません」
「モデルの仕事だって、
単価がいいわけじゃない。
スキャンダルが原因だと思う?」
「……」
お笑い芸人と番組の打ち上げに、
先輩タレントと一緒に参加した彼女。
テレビには出演せず、
コンパニオンやたまにモデルで仕事がある。
酔って、気がついた時にはラブホテルに。
その芸人は離婚寸前という噂がある。
酒に覚醒剤を入れられていたと知らず、
抵抗できないままなしくずしに……。
「このままだとダメだと思うんだよ」
芸人との関係が噂になった直後に、
その芸人は覚醒剤所持で逮捕された。
巻きぞいをくって仕事を干されている。
「イメージダウンはどうにもできない。
でも、まだ可能性はある。
君を使って仕事してみたいという話だ。
社長も了承済みだが、
断るなら、この先は保証できないな」
「専務どういうことですか?」
その仕事とはAV出演。
社長の友人でAV監督がいる。
「監督は君と仕事をしたいそうだ」
「がんばりたいです。
でも、AVなんて……」
「もともと女優希望だったじゃないか。
エキストラの仕事も断られてるんだぞ!」
「……」
「大声を出してすまない。
不安だと思うがやってみないか?」
「私、AVをやるために、
今までやってきたわけじゃ……」
彼女が涙目で、声が震えている。
「これは過程にすぎないと思えるかだな。
一本出演させてもらって、
ギャラをもらってからまた考えてもいい。
それに認めてもらえなければ次はない。
それは俺にもわからないけど、
才能より続けていく覚悟が大事だよ。
それがないなら、
AVでも女優なんて無理だろうね」
ギャラの金額を説明されている間も、
彼女はうつむいたままだった。
華奢な肩が小刻みに震えている。
「今すぐ返事はいらない。
三日後、また話そう。
監督が面接もかねて会いたいらしい」
「はい……失礼します」
これはリストラだった。
そして、罠である。
どちらにしても三日後、彼女は堕とされる。
このまま失踪する可能性もあるか、
会社の寮から夜逃げでもしない限り、
彼女は三日後、この部屋に来るはずだ。
逮捕された芸人にクスリを飲まされたあと、
警察に被害届を出すこともしなかった。
見た目は悪くないが、知恵が足りない。
芸能プロダクション専務をしているが、
気に入った女とやることしか考えてない。
社長に電話を入れる。
「報告は、今夜これからうかがいますよ」
落胆した彼女の様子を思い出すと、
胸の中がざわついてくる。
伏し目がちで、肩をふるわせて。
結城美月。
いじめたくなるタイプの女だ。