触手調教BEST!! 4
「今夜でするのは終わり。
私、プロポーズされてるんだ。
来月、入籍する予定。
でも結婚しても、
私は先生だから、いつでもおいで」
合格祝いのセックスのあとで、
ただのいとこに戻ると宣言された。
俺はこのとき、何度もセックスしても、
片想いのままだったんだと思った。
結婚してまだ二年なのに、
由紀姉の旦那が浮気した。
「あの人のためなら何でもやったよ。
流産しちゃったけど妊娠までして。
裏切られたのに、まだ好きなんて、
やっぱりおかしいよね……」
「由紀姉……」
職場の女性社員と浮気して、
旦那は浮気相手の女と同棲を始めた。
「おねがいがあるんだけど」
俺は人妻の由紀姉とセックスだけでなく、
恋人どうしみたいにデートした。
「やっぱり無理だよね」
アダルトアニメの作品だった気がする。
いや、アダルトゲームだったか。
彼女に参考にしてと見せられた。
まがまがしく、そして艶かしい。
蠢く触手、肉の塊、緊縛された女体。
こんなものが気持ちいいのか。
彼女の遠慮がちな要望にはこたえたい。
でも、あまり気はすすまない。
口には出さなかったが、
渋々ながらも試してみることにした。
彼女にひどく同情していたせいもある。
彼女が触手に絡めとられている姿、
触手が指で乳房を握った時のように、
柔肌に食い込む。
先端が花のように開いた触手の内側、
そこから現れた長い舌で舐めまわす。
自分が彼女にふれているような感触、
自分が彼女を舐めまわすような感触、
自分が自分ではなくなっていく。
触手を彼女が望むように、
口内、膣内、肛門の中に挿入した。
「あぁ、すごすぎる、いきそうだ」
彼女はベットで眠っている。
しかし、ビクッと痙攣する。
夢の中で彼女は俺に凌辱されて、
何度も絶頂を迎えている。
実際に挿入していないのに、
実際に射精したわけではないのに、
触手が彼女を粘液まみれにすると、
俺も何度も射精し続ける快感を感じた。
「全部忘れさせて、
頭の中が真っ白になっちゃう。
また、いっちゃうっ!
あああぁぁぁっっ!!!」
俺はその彼女の声を聞きながら気絶した。
翌朝、彼女の隣で俺は目ざめた。
「おはよう。気持ちよかったよ」
彼女はそう言いながら俺に抱きつく。
幼い頃、キスされたことを思い出して、
泣きそうになった。
彼女の体も心も俺のものになった。
俺は触手プレイの快感が怖かった。
自分ではない欲望の塊になって、
際限なく快楽に溺れてしまって、
そのまま消えてしまう気がした。
「思い出しただけで、
もうこんなになっちゃった」
彼女が俺の手を取り股間をさわらせた。
そこは愛液を溢れさせて濡れていた。
愛液のついた指先を彼女は舐めた。
「また気持ちよくしてくれる?」
俺は彼女を抱きしめて、
再び触手の蠢く夢に彼女を導く。
眠っている彼女を仰向けにして、
両脚を開かせると、上からかぶさり、
勃起したものを濡れた膣穴に挿入した。
そして深く沈めて目を閉じたまま、
彼女を抱きしめていた。
夢の中で俺は。彼女の体を揺さぶるほど、
激しい勢いで触手を突き動かしていた。
彼女の下腹が孕み腹のように膨れるほど、
大量の粘液を放ちながら。
肛門の奥の腸内にも粘液を放つ。
「うぷっ、んんっ、んっ……」
彼女が飲み込みきれなかった粘液を、
触手をくわえた唇の端から垂れ流し、
びく、びく、びくっ、びくびくっ、
と絶頂の快感に痙攣している。
現実の彼女の体も痙攣していた。