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高校生活
官能リレー小説 - 学園物

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高校生活 34

家に帰ると、亜里沙はヨロヨロと寝室に向かい、バタッとベッドに倒れると可愛い寝息をたてて眠ってしまった。
外は日が落ちはじめ、夕方になっている。しかし、あれだけイカされたら疲れ果てても無理ないか。
俺は亜里沙の頬を撫でてやると、鼻から抜けるような声を出し笑顔になり、抱きしめてやると胸に擦り寄ってくる。
しばらくこのままにしてやろうと思ったのだが、いつの間にか俺も寝てしまった。
「俊哉・・・起きて・・・」
目を開けると、亜里沙が悲しそうな顔をして旅行のパンフを持っていた。
バレたか・・・俺は仕方なく、すべてを話した。亜里沙と行くために前から計画していて、すでに旅館と新幹線を予約していること。
亜里沙は涙を流して喜んでくれた。俺は亜里沙をそっと抱き締めると、亜里沙も俺を抱き返してきた。
「俊哉・・・」
俺達は抱き締めあったまま、お互いの唇を貪りあった。


そして終業式が終わり、俺達は予約した温泉に向かっている。
亜里沙はとっても嬉しそうだった。
「俊哉・・・ありがとう!」
「何言ってるんだよ。亜里沙が好きなんだから当たり前じゃないか」
俺達は新幹線の中でそんな話をしながら、二人で楽しく会話していた。
しかし、一時間程した頃・・・亜里沙がモジモジし始めてきた。
今回、亜里沙にはマイクロミニのスカートを指定はしたが、バイブに関しては禁止している。
あくまでも普通に行く為だ。
「亜里沙、どうかしたか?」
耳元でそう聞いてやると、亜里沙は頬を染めて言う。
「俊哉と居てると・・・エッチな気分になってくるの・・・」
いい傾向だ・・・
俺といるだけで発情するなんて、随分可愛くなったもんだ。

亜里沙と二人きりで居ると、ほぼすぐにセックスだったから身体が反応してるのだろう。
俺も可愛い亜里沙を今すぐ悶えさせてやりたいが、今回は旅館まで俺も我慢だ。
ある目的があるからだ・・・

俺は亜里沙の頬にキスをしてやると、耳元で囁く。
「亜里沙、いい子だから少し我慢しような。」
亜里沙はおやつを取り上げられた子供のような表情で俺を見る。
二人がけの席で密着してる状態でエッチな事をされないのは、かなり久しぶりの筈である。
ある程度の距離があれば違うだろうが、密着するからどんどん発情するのだ。

今にもオナニーしようと伸びる手を握って亜里沙に言う。
「駄目だよ。」
「いじわるぅ・・・」
可愛らしい仕草だが、ぐっと我慢。
「人前で浅ましく発情できる亜里沙は可愛くて最高だけど・・・今日は我慢してもらうよ。」
俺はそう言って亜里沙を抱きしめてやった。

新幹線を降りて、トイレに駆け込んだ亜里沙・・・
時間をかけてトイレから現れた亜里沙を背後から抱きしめて耳元で聞く。
「オナニーしてきただろ?」
図星だったらしく、顔を赤くする。
「ごめんなさいっ!・・・我慢できないんだもん・・・」

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