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高校生活
官能リレー小説 - 学園物

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高校生活 1

俺は県立の高校に通っている普通の高校生…好きな子の一人や二人はいる。俺は今日も窓側の席に座っている女の子を見ていた。彼女の名前は山本亜理沙…。
亜理沙と言う女の子らしい名前だが、実際はそんな感じではない。
スレンダーな長身で、ショートカットの元気な少女。少女と言うより女装した少年みたいである。
元気で明るく、自分の事を『ボク』と呼ぶ。なかなか綺麗で、宝塚の男役みたい、女らしさの欠片も無い亜理沙はむしろ女の子に好意を持たれている。
高校に入ってすぐに仲良くなった俺にとっては、友達として気楽に付き合えるヤツだった・・・のだが・・・
俺はある事をきっかけに亜理沙に『女』を感じてしまい、それ以来、気になる存在になったのだ。

俺と亜理沙は仲が良いのでよく一緒に行動する。
男同士のような付き合いの出来るヤツで、周囲も俺といるからといって決して『付き合ってる』とか思わない。
ある意味気楽に付き合える『親友』と呼べる存在だ。

「おおーい!・・・俊哉ぁ!」
そんなある日、階段を下る俺の後ろから亜理沙が声をかけてくる。
階段を駆け下り俺の所に下りてくる亜理沙・・・しかし、その時に限って運動神経抜群のヤツが階段を踏み外したのである。
宙を舞う亜理沙・・・偶然にも俺は亜理沙を上手くキャッチできた。
衝撃で壁にぶつかり、亜理沙の身体が俺に密着する。その時俺は衝撃を受けたのだ。
男のようだと思っていた亜理沙・・・身体は凄く柔らかく、俺の胸に当たる亜理沙の胸は・・・思った以上のボリュームで、柔らかかった。
「面目無いっ!・・・助かったよ俊哉っ!」
舌をぺろっと出した亜理沙・・・俺の衝撃を亜理沙は気付かなかった。
だがこの事が、俺が亜理沙を女の子として意識するきっかけとなったのである。

そんな事があり、俺の心境に変化があっても俺と亜理沙の関係は変わらない。
仲の良い友達のままだ。亜理沙にとって俺は男としての意識は無いのだと思う。
そんな風に溜息をついていると授業が終わりを告げた。

「俊哉ぁ・・・ちょっといいか?」
「んっ?・・・どーしたんだ亜理沙?」
帰り支度を始めた俺に亜理沙が話し掛けてくる。
「いや・・・またパソコン変になったんだ・・・ボクこんなの苦手だし・・・何とかしてくれよぉー・・・」
何時ものように男言葉・・・でも意識してからは、そんな言葉遣いでも女の子らしさを感じてしまう。
俺は動揺を悟られないようにしつつ言葉を返した。
「しかたないなぁ・・・見てやるよ」

「どこもおかしくないぜ…」俺は不思議に思い亜理沙の方を向こうとした…その時…なんと亜理沙が自分の指を俺の口に突っ込んだ。しょっぱいような味が口に広がる…「ボクのマン汁の味どう?おいしい?本当はボク、今オナニーしてたの…そしたら俊哉にボクのお汁舐めてもらいたくなって…」俺はあの亜理沙からは想像もできない言葉に唖然とした。

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