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朝、目が覚めると……☆第2章☆
官能リレー小説 - 学園物

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朝、目が覚めると……☆第2章☆ 7

俺はなんだか緊張しながら、
「え、えぇ、特にこれといっておかしな所はないですけど…」
「帝くん、あなた今でも毎日、丸薬は飲んでるわよね?」
「え、えぇ、そりゃ飲まないと実体化出来ないですから…あのそれが何か?」
「あなたに言ったわよね。丸薬は自分にあったものでないと効き目が薄いって。でもね…それだけじゃないの」
「へっ?どういうことですか?」
「丸薬はね、飲みすぎると体や心に悪影響が出るの。例えば…そうね、帝くんの場合だと異常な性衝動ってとこね」
「えっ、そ、それってどういうことですか?」
「つまり女の人だと誰でも抱きたくなる衝動にかられたりするのよ。時間とか場所とか、相手の年令とかにも関係なくね」

知らなかった‥‥で、でもそれじゃやばいんじゃないか?
誰でも構わずなんてことになったら‥‥

俺が不安そうな顔をすると麗華さんはにっこりと微笑みながら
「でも大丈夫よ♪ちゃんと帝くんにあった丸薬が出来たから」
そう言ってテーブルの上に丸薬入りの瓶を取り出した。
「こ、これって‥‥」
「帝くん、これがあなたにあった丸薬よ。あなたの骨を使って作ったのがようやく届いたの♪」
 
れ、麗華さん‥‥あるんなら最初から出して下さいよ‥‥

がっくりと力が抜けた俺を見て麗華さんも和美も笑っている。

トホホ‥‥大事な用ってこれのことだったのか‥‥わざと俺を脅かして楽しむつもりだったんだな‥‥まったく趣味が悪いよなぁ。

「ふふふ、ごめんね帝くん。驚いたでしょ?」
「ひどいですよまったく!和美まで」
「すいませんご主人様。姉さんがどうしてもって言うものですから」
「ごめんね帝くん。お詫びに良いもの見せてあげるから♪」
麗華さんはそう言うと服を脱ぎだした。
「なっ……!」
驚く俺を無視して…いや、楽しんでません?
「ふふんっ♪」と鼻歌なんかして、服を脱がないでくださいよ〜〜。
そう思いながら、俺は麗華さんの行動に目が離せない。
あっと言う間に下着姿になる。
「あらあら。帝くん……興奮した?」
「あ…いや、その…。」
目のやり場に困っている俺を他所に、麗華さんは近くにあった紙袋をゴソゴソと漁っている。
あれって・・・たしか水着を買いに行った時の袋だよな?
中から取り出したのは、あの時買った銀の三角ビキニ。
麗華さんはニヤとしながら、水着を持って俺の側に来る。
「お詫びって言うのも変だけど・・・私の水着姿を帝くんに見せてあげるわ。」
「え!?、それって・・・まさか。」
「ふふっ。今から水着に着換えるんだけど…あなたに手伝って欲しいなぁ。ねぇ〜オ・ネ・ガ・イ♪」

ふうっと耳元に息を吹きかけれる。
ちょっと麗華さん、それって……ヤバくありません?
それに和美が居る前で、着換えを手伝うなんて・・・。
俺はチラっと和美を見る。

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