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朝、目が覚めると……☆第2章☆
官能リレー小説 - 学園物

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朝、目が覚めると……☆第2章☆ 55

俺だけでなく、蓮や留奈も疑問一杯の視線を麗華さんに送る。
「帝くんの班は、蓮ちゃん、留奈ちゃん、真由ちゃん、梓ちゃん、それと和美……後はゲストの飛鳥ちゃん、京華さん、遥さん、それに教師から美由先生……どう?、南国がパラダイスになったでしょ」
常夏の島、開放的なビーチ、周囲を囲む美女……まさしく男の夢、文句ある筈なんて無いっ!
だけど普通、班分けは男女別なんじゃ?……

「ふふふっ……その辺りは何とかしてあげるから、帝くんはハーレム生活を楽しみなさい……でも、これだけ美女に囲まれてるんだから浮気しちゃ駄目よ」
麗華さんは微笑みそう言うと、蓮や留奈が口を開こうとするのを制しながら言葉を続けた。
「二人共、言いたい事があるのは解るけど、ちょっと待ってね……帝くんはその事で話があるそうだから理事長室に今すぐ行って欲しいの」
「理事長室で何を?……」
疑問一杯に俺は問い返す。

「行けば解るわ……蓮ちゃんと留奈ちゃんは預っておくから行ってきなさいな」
その言葉に蓮と留奈が気色ばんだ瞬間、麗華さんは二人のオデコを指でチョコンとつつく。
途端に二人はフニャッと脱力し、大人しくなってしまったのだ。
……取りあえず有無を言わず行けって事らしい。
俺は、行ってらっしゃいと頬に麗華さんのキスを受けて見送られ、理事長室へと向かったのだ。


理事長室の前……
俺がノックをすると、入りなさいと女性の声がした。

ドアを開けて入ると、そこにいたのは髪をアップにしてスーツに身を包んだ京華さん。
スーツ姿はかなり珍しい……
それと、着物姿の遥さん。
この姿はいつもよく見る遥さんの姿だ。
二人がいるって事は、何か重大な話かな?……遥さんと京華さんは、俺の両親から保護者としての様々な事を任されているし、二人が俺に言った事は可能な限り従うようにと両親からも言われている。

遥さんと京華さんは笑顔で俺に席を勧めた。

俺がソファーに座ると、俺の横に遥さんと京華さんが挟んで座る。
若々しく弾力に満ちた京華さんの身体と、留奈にしっかり遺伝した柔らかい爆乳とムッチリとした遥さんの身体が押し付けられる。
……この感触、十年後の蓮と留奈もこうなるかも……そんな事を思いながらも、俺の愚息は節操無く暴れ出していた。
そんな俺の耳元に遥さんの吐息がかかる。
「留奈の抱き心地はどうだったかしら……」
吐息と共に俺の耳に飛び込んできたのは、結構刺激的な言葉だった。

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