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朝、目が覚めると……☆第2章☆
官能リレー小説 - 学園物

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朝、目が覚めると……☆第2章☆ 46

普段なら巨大な胸や豊かな尻がクッションになって怪我しない留奈であるが、今回は当たり所が悪かったので流石に目を回していた。
「もうっ!、佐渡さんたら……倉前さん保健室に連れて行ってあげて」
毎度の事なので体育教師は半分笑いながら蓮に声をかける。
他の女子も留奈の活躍(?)を称えるように暖かい目で見ているが、余りに当たり前すぎて誰も心配してない。
「あーっ……留奈、生きてる?」
多少面倒くさそうに聞く蓮だが、留奈を起こす態度は優しい。

「いたひ……です……わ……」
本当に痛そうにパッチリと大きく目を見開き涙を溜める留奈……痛そうではあるが、行き先が保健室なのは兎も角、この受難の時間が終了した事が多少嬉しいのが見え隠れする。
少し苦笑気味に蓮は留奈の手を取り保健室へ向かおうと体育館を出る。
出た瞬間、物陰に向かって一言。
「帝……ついて来て」
あっ!、バレてやんの……ポカーンとする帝であったが、居心地悪そうにコソコソと蓮と留奈の前に出て来るのであった。



玲二を残し(始まった他の試合に夢中だったから……)俺は蓮と留奈と保健室に向かう。
「あたしの活躍見てくれた?」
覗きしてた割に上機嫌な蓮……和美と言うライバルの出現で久しぶりに充実感があったのが見ていても分かる。
「ああ……まあ凄かったな、蓮……」
俺の微妙な返事にも嬉しそうにしている。
まあ、何にしろ蓮が上機嫌なのは平和で良い。
嬉しそうに話す蓮に相づちを打っていると、すぐに保健室に到着した。

ガラガラ〜……
「先生〜……あら、誰もいないや」
入ってみると保健室は誰もいなく、とりあえず留奈をベッドに座らせて、蓮は冷やすものを探す。
「大丈夫か、留奈?」
「まだ少し痛いです……」
頭をさすりながら答える留奈たが、顔を俺に近付けてきた。
「帝が優しくしてくれたら治りますわ……」
間近に迫った顔を微笑ませ、身体を寄せてきた留奈……これ幸いと甘えてくる留奈だが、留奈の甘い吐息と反則的なブルマ姿は流石に理性を揺さぶる。
ゴクリと喉がなり、俺の愚息がズボンの中で暴れ出す。

「このお注射できっと治りますわ……」
大胆に俺の股間をさすり、豊乳を押しつけてくる留奈……最近、みんな積極的になってきてる気がする。
留奈の胸へと伸びる手、その手首を握られ何か柔らかいものに押しつけられる。
手首を握ったのは蓮、自分の胸に俺の手を押し付けていた。
「ね〜え、あたしも頑張ったんだからご褒美欲しいんだけど……」
やる気まんまんな2人、ここでいいのか?、最後の理性がドアの方に目がいく。
そんな俺の唇を、蓮の唇が塞いだ。

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