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朝、目が覚めると……☆第2章☆
官能リレー小説 - 学園物

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朝、目が覚めると……☆第2章☆ 43

蓮と留奈のブルマ姿は何度も見てるが、今こうなって改めて見ると、多分違う感想を持つかもしれない……
俺もスポーツは好きだが、蓮も相当で良く一緒に身体を動かしていたが、蓮の運動能力は女子では飛び抜けていて、得意な俺と張り合っても遜色ないぐらいだ。
女子同士でのバスケだったらメンバーでかなりハンデをつけても誰も蓮を止めれないのは確実である。
留奈は……力は強いけど、あの胸だから運動音痴である。
ただ運動音痴だけど、海やプールは好きなようで……胸に巨大なフロートがあるから浮かびぐらいはできる。泳げないけど……
昔から留奈に泳ぎを教えるのが俺と蓮の役目みたいなものだったが、全く上達する気配もない。
最後は諦めて、俺と蓮の泳ぎバトルとなり留奈は浮き輪でプカプカ浮かびなから応援……と言うパターンになるのが常だった。
おそらく、今回の修学旅行も同じパターンになるんだろうな……嫌じゃないけど。
「しかし、何で男子と女子は別々なんだ?一緒でいいじゃねぇか。女の子に見られてると思えば男は燃えるもんだぜ。なぁ、帝。お前もそう思うだろ?」
「あぁ、そうだな」
玲二は余程、女子と別々なのが不満らしい。
まぁ、玲二にしてみれば体育は自分をアピール出来る絶好のチャンスだ。まして今日の体育はサッカー、サッカー部のエースでもある玲二は、ここで自分の株を上げたい所だろう。なにしろ最近の玲二は、只の女好きのスケベ親父みたいだったからな。
玲二は直も不満タラタラで準備体操をしていた。
 
「今日は試合をやるぞ!クラスごとに別れて先発メンバーを決めろ!」
体育教師の声に皆がクラスごとに集まる。因みに体育は男女別に2クラスずつで行われている。
試合は15分ハーフで前後半総入れ替え、俺のクラスは男子20人だから2人が30分出ることになる。玲二はサッカー部ということもあり、30分出るように言われたが、
「俺が全部出たら試合が面白くなくなるだろ?前半だけでいいよ」
玲二はあまりやる気なさそうにそう言った。

しかしいざ試合が始まると、
「俺にボールを集めろ!……帝、どこ蹴ってんだ!このへたくそ!」
玲二は容赦ない罵声を浴びせる。

そんなこと言ったって、俺はサッカーが苦手なんだから…

試合は玲二の独壇場になった。まぁ、玲二以外はほとんどが素人だから当たり前だろうけど…
陸上部よりも足が速い玲二がボールを持てば、追い付ける奴などいるはずもなく、開始1分もしない内に点が入った。

「ゴォーーール!!!」

玲二の派手なパフォーマンスを皆、唖然として見ている。

玲二…お前、やる気なかったんじゃないのかよ?

ピィーーーー!

そして前半終了の笛が鳴り、俺たちのクラスは5対0でリードした。

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