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プレイボール!
官能リレー小説 - 学園物

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プレイボール! 82

「これ高いぞ…値札に¥69000ってあるぞ。」
「だ、だ、大丈夫だよ。」
「ならいいけどね。」
「さ、早く買って屋上に行きましょう!」
そしてあす香はレジに持って行くが、何故かすっこけたのはまた別の話。
ちなみにこの二人は…
「いいな〜高橋の野郎、グラブ買ってもらえるなんてな、なあ野田?あ、あれ?野田?」
「う〜ん、やっぱり少し重かね。ばってん手触りは良か。あと10g軽いと打ち易いんやけどなぁ…」
…と新しいバットを選んでいたとさ。
何故なら、野田はあす香に興味がないから。あす香に気のある茅野の不満タラタラな態度とは対照的だ。
「あ!また何処か行くな。行くぞ、野田」
しかし野田は、品定めに夢中で茅野の声が聞こえていない。
「あ〜!もういい!俺一人で追うからな」
茅野が二人を追うと、二人はエレベーターに乗り込んだ。
「今度はエレベーターか…あれ?上?」
やがて、エレベーターのランプが屋上に点る。
「?何で屋上…?」

「川崎、屋上なんかに来てどうするんだよ」
「うん…ちょっと話しがあるの」
「えっとね…」
「うん…」
(何するんだこの二人…)
次の瞬間…
(え!あす香ちゃんから高橋にキスしたよ!高橋、お前彼女いるだろう!わ、しかもディープキスかよ!おい人目をはばかれよ!)
「なぁ川崎、これって…」
「えっとね、私もね高橋君が好き!高橋君に由美ちゃんがいることは知ってるけどやっぱり高橋君がいいの!」
「あ、ありがとう。」
「本当は私も高橋君に抱かれたいよ。もう由美ちゃんは抱いたんでしょう?」
「そりゃあ、まあ確かに由美とはしたけどさ…」
(高橋!そこで拒否ろよ!)
「だから私が抱けないの?私が今すぐ裸になったら抱ける?」
「状況による…かな?」
(おい!ちゃんと拒否しろよ!)
「まあいいよ。高橋君がこれから私を抱きたくなるようにするから。あとせめて川崎では無くあす香ちゃんって呼んでね。」
「わ、わかったよ!」
そしてまた二人はどこかに行く。
しかも手をつないだまま…

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