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プレイボール!
官能リレー小説 - 学園物

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プレイボール! 79

「そっか…それなら仕方ないな。手伝うよ。」
「あ、ありがとう!じゃあ10時にJR新浦安駅に来てね。」
「ああ、わかった。」
―その頃のグラウンド―
野田と茅野がトンボかけをやっていた。
「ひ〜きちい〜」
「文句ばっか言わんと。うちは1年しかおらんけんしゃ〜なかと。」
「あ、野田!日曜日暇か?」
「暇やけどなしてね?」
「いやぁ…息抜きにちょっと東京まで行こうかなってね。そして夜からキラーホエールズ対ユニコーンズの試合見ないかなって。」
「まあ…よかよ。キラーホエールズの動向はドルフィンズファンの俺も気になるけんね。」
「じゃあ10時にJR新浦安駅な。」
「わかったけんそれよりもはよ終わらせるばい。」
「あいさ〜」
―そして日曜日―
「お待たせ〜きゃつ!」
待ち合わせ通りにあす香は来た。
何も無いとこですっころぶのもいつものことである。
そのため彼女は制服以外では余程スカートを穿かない。
もちろん今回もGパンだ。
「ほんじゃ行くか」
ちなみに直樹は10分前に来ていた。
もちろんこの二人も…
「お待たせ〜」
「ばり遅か。」
「いやあスマンスマン。じゃあ行くか。ん…」
「どげんしたとね?俺の顔になんかついとるとね?」
「いや…あれ高橋とあす香ちゃんじゃね〜か?」
「ほんとやね。なしてやろ?高橋には彼女(由美)おるのに」
二人は首を傾げる。普段直樹とあす香が話すことは少ない。そんな二人が休みの日に一緒にいるのだ。
茅野も野田もやや気になったが、深い意味はないだろうと思い、切符を買い東京方面のホームに向かった。
二人がホームで待ってると、直樹とあす香もやってきた。どうやら、直樹達も東京方面に向かうようだ。
四人がホームに到着すると快速東京行の列車が到着した。
そして四人は列車に乗り込む。
列車が発車する。
野田と茅野はやはり直樹とあす香が気になるらしく…
「あれやっぱり浮気じゃね〜のか?」
「そげん決めるのはまだ早か。確実な証拠が無い限りはまだだめとよ。やけど監視する価値はあるばい。」
「そだな。」
…という訳で野田と茅野は直樹とあす香を隣の車両から監視することにした。
ロングシートなのですごい監視しやすかったが、列車の中では特に変な事を発見出来なかった。

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