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プレイボール!
官能リレー小説 - 学園物

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プレイボール! 68

当然直樹が拒否する筈も無く…
「わかった、じゃあ行くよ。」
「なおちゃんの気が済むまで中に出していいからね。でも子供出来たら責任取ってね。」
―その頃の福岡ドーム―
「さあキラーホエールズいきなり大チャンスを掴みました。ドルフィンズエースの斉東から2アウトながら満塁のチャンスです。ここでバッターは6番売り出し中の高橋。斉東第1球目を投げました!高橋カット!あ〜っと高橋どうした?バッターボックスで右足のスネあたりを押さえています。どうしたのでしょうか?」
「解説の若名さん、高橋はどうしたのでしょうか?」
「おそらくカットし損ねたんではないでしょうかねぇ?」
「今キラーホエールズの青谷監督やトレーナーが出て来ていますが高橋はまだスネを押さえたままで起き上がれません。あ〜今担架が来ました。そして青谷監督が代打森元を告げました。しかし若名さん、高橋が離脱となるとキラーホエールズは痛いですねえ。」
「そりゃあ痛いですよ。下手すればこの争いに脱落するかもしれませんから。」
「代打森元は今サードフライに倒れました。キラーホエールズ初回の大チャンスを逃しました。」
そして試合は進み…
「5回裏ドルフィンズの攻撃は4番光中からです。矢木第1球目を投げました!ストライク!120kmの変化球から入りました。現在1-0でドルフィンズがリードしています。」
「実況の山下さん!」
「レポーターの鈴原さんどうぞ。」
「1回表に自打球で退場した高橋選手ですが、アイシングしても痛みが引かない為先程病院に向かいました。骨折の可能性も否定出来ないそうです。」
「そうですか、また何か新しい情報が入ればお願いします。今光中はファーストゴロに倒れて1アウトとなりました。」
なお、この試合中直樹と由美の色情事は続いていた。
まるでサルのように…
そしてそれが終わった時は二人ともバテバテだったと言う。
直樹がようやく下に下りてきた時、魁が言った。
「直兄、大変だ!達兄が自打球で病院に運ばれた!」
「えええ!マジかそれ!」
「うん、さっきの試合中ずっと言ってた。」
なお、達也は全治3ヶ月と診断された。
ちなみにこの試合、キラーホエールズは矢木が8回に崩れて更に4点失い、打線も斉東から尾笠原のソロホームランで1点返しただけというかなり痛い敗戦となった。

−その数日後、福岡市内のとある病院−
直樹は達樹の進言で、由美や魁と共にお見舞いに来ていた。

「兄貴、具合はどう?」
「手術終わったし、まあまあといった所かな。お前もうすぐ大会だろ?頑張れよ。」
「うん、ところで兄さん、レガースつけてた?」
「いや、つけてなかった。そのせいだな、多分。まあ、俺も早く治してチームに復帰するよ。」
「じゃあ帰るよ。」

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