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プレイボール!
官能リレー小説 - 学園物

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プレイボール! 65

投手や捕手なら打者の打ち取り方を、野手なら投手をどうやってとらえるかなど頭脳は役立つ場面が多い。

翌日、土居監督の提案で監督の家で勉強会が開かれた。
「野球でもそうだろう。ドルフィンズの和騨投手なんかクレバーな投球で毎年10勝を挙げている。そういうクレバーな奴にならないとダメだ!」
更に土居監督は続ける。
「期末試験で赤点だった奴は試合に出さない!ずっと補習を受けてもらう。お前らの成績は俺にも来るからな。ごまかしは出来ない。しっかり頑張れ!」
そう檄を飛ばす土居監督。
しかし成績の悪い直樹達にしてみたら深刻な問題だ。
その一番悪い英語の成績だが、良い順に並べると藤井の87点、柊の84点、相川・茅野の77点、相馬の64点と続く。
悪い方は橘6点、野田8点、松本11点、滝川15点と言う感じだ。
ちなみに直樹は17点だ。
ちなみにマネージャー二人の成績は高い。
由美97点、あす香91点という状況だ。
それからは試験対策の日々が続く。

そして試験を受ける。
猛勉強の成果もあり、少しはみんなましになった。
しかし試験が終わったからと言って気落ちは出来ない。
すぐに夏予選が始まるからである。
千葉には凄い選手が多い。
木更津商業の西田、船橋中央の村沢…といった感じである。
一回戦で照星が対戦する高校も凄腕選手を抱える高校である。
抽選の結果、照星の一回戦の相手は館山国際高校に決まった。館山国際は毎年三、四回戦程度まで勝ち上がるそこそこの高校だ。
この館山国際には、右翼手でプロもマークするリーディングヒッター片桐がいる。
ちなみに木更津商業はAシード(春季県大会四強)で、ともに勝ち進めば準々決勝でぶつかることになる。

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