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プレイボール!
官能リレー小説 - 学園物

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プレイボール! 6

「おい直樹、どうしたんだ?」
声の主はウチの正捕手城戸蒼太だった。
「ああ…別に、蒼太が心配するような事じゃないよ。」
そこまで大した怪我ではなかったので、軽く返事をしておいた。
「トイレに行ってくる。」蒼太にそう言って、ベンチから廊下に行った。
───廊下───

近くにあった椅子に座り、足にテーピングをすることにした。

───ベンチ───
「あれ、なおちゃんは?」由美は近くにいた蒼太に聞いてみた。
「直樹ならトイレに行くって言ってたぜ。もうすぐ出番なのに。」
「じゃあ私ちょっと見てくるね。」そう言って由美は廊下に行こうとした。
「笠原、速めに頼むな。」蒼太は由美の背中を見送り、試合に集中していった。
───廊下───

「結構やばいな…」
足の腫れは引く気配がなく、痛みは増してきていた。僕がテーピングをしようとした、その時…
「なおちゃん、そろそろ出番…っ?!」
不覚にも、由美に足の腫れを見られてしまった。

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