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プレイボール!
官能リレー小説 - 学園物

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プレイボール! 5

自軍のベンチに戻りコールドスプレーを持って患部を冷やしてからグローブを持って守備位置に行った。
この回の守備では三者三振になって守備機会はなかったが、先程より痛みが強くなっていることがわかった。
思ったよりも症状が酷いかもしれない。それでも、我慢することにした。みんなに心配をかけたくないから。
でもこれじゃ、満足なプレイが出来るかどうか…。
そして逆にチームに迷惑をかけるかもしれない。

この回も相手ピッチャーを打ち崩せず、攻撃が終わってしまった。
そして相手の攻撃でチームの要の四番打者、瀬川卓人、高校からスカウトが来るほどの、打者がバッターボックスに入った。

初球を巧く1、2塁の間に打ってきた。
届くかギリギリの所だった。
その打球に飛び付くが足を痛めたためかボール一個分届かなかった。
ノーアウト一塁、この試合初めてヒットがでた。
しかし、続く五番打者をセンターフライ、六番打者をサードゴロでダブルプレー(1打席で2つアウトをとること)にして、何とか攻撃を終わらせた。
ベンチに戻り、足を見てみると、先程より腫れていた。

救急箱を手にして中から、テーピングを出した。

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