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プレイボール!
官能リレー小説 - 学園物

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プレイボール! 40

達樹は一旦解くと今度はコブラツイストになる。実は引退してライターの駆け出しのときにあるプロレス団体の密着レポの仕事を受け元来からの格闘ファンだった彼は技を覚えてしまった。
「はい、そこまで…」
魁がフライパンにお玉をぶつけて言う。

由美も起きてふと思い出すと顔が紅くなる……あんなに大胆になれるなんて思いもしなかった。幸いにも下着はワンセット鞄に入れていたし直樹の部屋にも服は置いてあった。
リビング降りるとムスっとした直樹と正反対ににこやかな達樹の妻と魁……姉の由真まで姿を見せていた。
「昨日の顛末は大体聞いたわ………やっぱり、暴走したわね……思い出すわね〜〜高校生の時に舞さんと達也さんと呑んで3Pしちゃって…」
「ええっ!」
直樹は含んでいた野菜ジュースを噴出しそうになる。
「あの時は凄かったわね…三人ともスッポンポンで…」
母親が笑うが由真はふと言う。
「まっ…うちはそんな血筋だしね」
(そんな血筋ってどんなだよ。)直樹は口にすると怖いので心のなかでつっこんだ。
「とにかく直樹、これにこりたらもう未成年が酒なんて飲むんじゃないぞ。さもないと………親父スペシャルパートUがまってるからな。」説明しよう、親父スペシャルパートUとは達樹が考えた間接技の連続技である。ちなみにパートTは達也の決死の努力により抜け出す事が判明したので新たに作った技だ………閑話休題
「それだけはやめてください、もうお酒は飲みませんから。」ちなみに直樹は一度その技を食らっていて二〜三日体を動かせなかった。
流石に昭和最後の武闘派打者と言う片鱗を見せ付ける瞬間でもあり一時期レスラーに転向しようと考えた事もある。
「ただいま〜〜」
達也がリビングに顔を見せると由真が言う。
「おかえり〜〜お邪魔しているわ」
「由真?どうかしたか?まさか伯母さんになったとか?」
その瞬間リビングに飾ってあった応援グッツのメカボンが彼の顔にめり込んだ。
「バカ……そんなこと言っている暇あったら舞の所に行きなさい」
「言われなくてもそうしますよ。」風呂入ったらな、達也はそうつけたして浴場へ向かった。
「由美が速く結婚してくれたらなぁ、弟が出来るのに。」由真はため息をはきながらじゃっかん期待に満ちた目で由美を見た。

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