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プレイボール!
官能リレー小説 - 学園物

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プレイボール! 33

直樹はふと見るとそれはコンドームだった……どうやら直樹と由美の関係を察知しているらしくまだ行為をしてないと思ったらしい。
「何やっているんだが……」
直樹はため息を付いていると後ろから由美が声をかけると慌てて直樹はそれを鞄に入れた。
「直ちゃん今何隠したの?」こういう時に限って由美は妙に勘が良かった。
「別に何も隠してないよ。」しかし目が泳いでいた。
「見せて。」
………
「見せて。」
由美は笑顔で言うが目が笑って無かった。
「見せて。」
「ハイ………。」すまん蒼太、俺はまだ死にたくないんだ。
「……なおちゃん?」
直樹は怖くて由美の顔を直視することができない。
「………ハイ…何か?」
「蒼太君、連れて来て?」
コレはやばい…久しぶりに由美が本気だ。
「いや…でも…」
「連れて来て?」
まさに悪魔の微笑み。
笑っていても、その裏からは殺気のようなものを発している。
「由美サン…ボクに拒否権は…?」
恐る恐る尋ねる直樹。
「な・し」
直樹の抵抗の言葉はバッサリと由美に斬られた。
仕方なく直樹は蒼太を呼びに行く。
「おっ、直樹じゃないか。何か用か?」
「由美が呼んでたよ。」
「笠原が?何の用だ?」
蒼太は由美の元へ行く。
直樹はこそこそ隠れつつ蒼太の所へ行く。
そして、蒼太が由美の元へたどり着く。
由美は蒼太に何か言った後、殴り始めた。
(や、やばいよ。由美さんやばいよ…)
直樹は隠れつつ見ていた。
やがてそれが止まった。
蒼太はボロボロのまま教室に戻っていった。
「な・お・ち・ゃ・ん。隠れてないで出ておいで。」
直樹はしぶしぶ由美の元へ行く。
そしてその後直樹は蒼太より酷くボロボロになっていた。
偶然その場にいた目撃者はかたった。
「鬼人だ俺は鬼人を見たんだ。」そして真実をかたるものはいなくなってしまった。

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