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プレイボール!
官能リレー小説 - 学園物

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プレイボール! 18

直樹の足の事を考えれば自然とそうなる。
「由美……」
「ゴメン……このままだと直樹が私から離れて行く感じがして……あの時も自然にそうしたかったんでしょ……でも、おじさんが怪我を抱えていても頑張れたって聞いてあの本を探したの……」
小学六年生の時の事故の事だ……直樹は唖然とそていた。
「馬鹿だな……こんな事をして……」
直樹はお気軽と由美をうつ伏せに倒して転がる。調度由美がうつ伏せで寝て上から直樹が被さっている感じだ。
「腰が立たなくなるまでしてやる」
猛烈な打ち込みに由美は喘ぎ声を出し射精する度に彼女の身体を白い体液で汚していき終いには彼女の口に直樹の白い液が溢れていた。

由美はコソッと風呂場に行きシャワーで汗や体液を洗っていた……やはり初めてした後なので冷水に沁みるが直樹が受け入れてくれた事に陶酔していた。一方直樹はシーツを剥ぎ洗濯機に入れ込むとため息を付いた……絶対に兄貴が仕組んだ…彼は達也の部屋をノックするとドアが開いていた……。
「…兄貴?」
直樹は達也の部屋のドアをそっと開けた。
「兄貴?!舞さんと由真さんまで…どうしたんだよ?!」
直樹と由美の激しい行為の最中、彼らは聞き耳をたてていた…ここからは読者様の想像にお任せしよう。
「直樹…お前って奴はぁっ!!」
ふらふらしながら、直樹に向かって行った達也は大声で叫んだ。
「やっと由美ちゃんと結ばれたなぁ、おい!」
どういう意味でかは定かではないが、大分興奮しているようだ。
「兄貴…聞いてたのか?」
「おっと、その言葉には語弊があるな。こんな日本建築の壁一枚で、音を完璧に遮ることができるわけないだろう。」
…たしかに。
自分の初めての行為を兄たちに聞かれていたことを知り、直樹は何とも言えない恥ずかしさを感じていた。
と、そこで女性陣二人が口を挿んだ。
「そんなこという割りには、食い入るように聞き耳たててたけどね。」
「そうそう、達也って趣味悪いよね。」
 
「な、兄貴!やっぱり!」
「お、おまえら!俺だけに押しつけるなよ!」
二人の言葉に急に焦りだす達也。
「知らなーい。」
『ねー!』
由真と舞は目を合わせ、声をハモらせる。
机の上にはコップが三個、仲良く並んでいるのだが…。
「あ〜に〜き〜!」
直樹はドスの効いた低い声を出した。
その声を聞いた達也の背中は夏なのに冷や汗でビッショリになっていた。
「ははは…その、なんだ?由美ちゃんを大事にな!じゃまた後で!」     そういうと達也は強引に直樹を部屋の外へ押し出し、ドアを閉めた。

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