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プレイボール!
官能リレー小説 - 学園物

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プレイボール! 16

順介は直樹に耳打ちした。
「何かあったか?」
「いや……心当たりがあるが……その、あの…」
由美は本を見て思う……やはり男の子って胸が大きいのが良いのか……。胸があまり大きくない由美(現在79のAカップ)は悩んでいた。

数日後……直樹の家にて由美は学校の課題をしていた。直樹もしているが頭の中は火達磨になった投手と同じ状況になっていた。
「ほれ、差し入れ」
達也がカルピスとケーキを持って来て二人の様子を見ていた。
「ありがと。そこにおいといてよ。」直樹はそういって問題に集中していく。
達也は真面目に勉強してると思いドアをしめた。
今日の勉強は数学である。直樹は英語は出来るが、数学がとことん苦手だった。そんな直樹とは反対に由美はモクモクと問題を問いていく。
「え〜っとここにXを代入して………わかるか〜こんなもん。」とうとう直樹が諦めた。
「直ちゃん……推薦だって入試あるよ」
「わかるか!」
「じゃあ貯金とか、勝率とか直ぐに判るのに」
「ありゃあ……ほら、必用だし、大体関数とか必要なのか!」
由美はカルピスを口に含み呆れる……初夏の熱気で汗が滲むが彼女はどうしても直樹の股間に眼が行くようになった……逆に彼女は数学が得意なので直樹の側に行き教えていく。小学校の時からよくしている光景だが最近はしなかった……それは異性に関する戸惑いだからであるが今日は何故か素直に近付けた。
「そうか!」
直樹はようやく答えが出てホッとしカルピスを含むと由美は彼の手を胸に誘導した。
「由美!?おい……」
「ねえ……直樹は私の事を好き?」
直樹は由美の顔が紅く火照りこんな大胆な行動を取る子じゃないのは知っていた……まさか……。
「(はめがったな!兄貴!)」
直樹は話そうとしたが由美は唇を合わせた。
「直樹……あの時から決めていたの………私の最初は直樹にあげるって……だから……」
由美は来ていたシャツを上げ直樹の手に触れさせていく。
その頃直樹の部屋の隣部屋では達也と恋人である浅木 舞に由美の姉である由真がコップを壁に当てて聞いていた。
「行け……ホームスチールするなら今だ……」
達也は指示を送っているのだろうか……その光景を呆れて見る由真だが彼女も同じ様に聞いていた。
「本当に大丈夫なの?舞?」
「あの時は驚いたわよ……直樹君が他の女の子に行くのが怖いって……」
「おっ!舌を絡めて来ているな………」
達也の耳は潜水艦のソナーの様に隣部屋の様子を察知していた。

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